2009年12月14日 (月)

フライフィッシャーの忘年会?

 今年もあと3週間となりました。

 気の合う仲間と釣りに行った日々を振り返ろうと、忘年会を開催しました。
F0153018_20382054  忘年会は「年忘れ」の会のはずですが…フライフィッシャーが集まると、「今シーズンの振り返り」の会となり、フライフィッシング四方山話に話が広がっていきます。

 フライフィッシングの話は尽きません。

 ●今年、足を運んだ川と魚たちのこと。

 ●ダウンクロスで釣った遡上アメマスのこと。
   なぜ突然補食モードにスイッチが入るのか、依然ナゾ…。

 ●魚はどこまで色を認識しているのか(ちょっと科学的)。

 ●フライマテリアル放談

 ●「ランニングダウンザマン」のオホーツクカラフトマスバージョンを自分たちで撮影しちゃおう計画。

 ●フライタックルいろいろ話。

 まぁ、そんなこんなで、居酒屋の片隅は異質の雰囲気が漂っていたのでした(笑)。

 やっぱりね、フライフィッシングは不思議な遊びです。だって、知らない間に、大切な仲間との絆が出来上がっているんですから。

 ただ、フライフィッシングを楽しんでいれば、人生の幅を大きく広げてくれる人達に出逢うことができる…こんな素晴らしいことってないと思うんです。

 人と人とがつながり、輪ができること。
 私はとても幸せなフライフィッシャーだと思っています。

 昔からの知り合いのように接することができる、大切な釣り仲間。私の人生の宝です。

 P.S
  来年の夏。ホントにランニングダウンザマン オホーツクバージョン作りましょうね!
  心あたたまる話がたくさんできて嬉しかったです。ありがとうございました。
  また、飲み ましょう!そして、また、川で逢いたいです!

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2009年12月 6日 (日)

リスペクトタイヤー

 心から尊敬するフライタイヤーがいます。

 備前貢さん。

 念願かなって、札幌テムズで行われた備前さんのタイイングデモに行ってきました。

 憧れの人を前に、テンションが上がりっぱなし。繰り出されるテクニックは目からウロコ。

 関西弁での楽しいおしゃべりとともに、備前ワールドが広がっていきます。

 既製の概念にとらわれず、自由な発想で次々と巻き上げられるフライ達。生命観にあふれ、備前さんなりの理論が詰め込まれています。

 ウェット、ドライ、ニンフ、ストリーマーどれにも、マテリアルの特徴を的確に捉え、良さを発揮させるタイイングにはすごみすら感じました。

 今回のデモで特に印象に残ったのは、獣毛の特徴をうまく利用した方法。
P1100389  ハックルの部分はリスの背中の毛。
 襟巻き状にハックリングするテクニック。

P1100398 こちらも襟巻きがついたソフトハックル。
 写真でわかりますかね。ヘッドとテールの所にキラッと光るゴールドティンセルが見えています。こういったちょっとした工夫がフライを引き立て、水に入ったときに魚を誘ってくるれ要因になるように思います。

 ファジーなフライですが、水に入ると生命観があふれる工夫が随所に盛り込まれています。
 どんな獣毛にも応用が利きそうで胸が高鳴ります。

 見事に心を打ち抜かれた私は、早速、自分でもやってみる。いいなぁ~っと思ったことは自分でやってみないとどうにもこうにも、落ち着かない性格なもんでして…。
 

 とにもかくにも、我が家に埋蔵されている獣毛たちをひっぱり出してみます。
P1100453  知人から頂いたミンクのコンプリート、リスの背中の毛、オポッサム、マスクラット、ビーバー、スカンク、レッドフォックス、シルバーフォックス、そしてヒグマ…などなど。

 これで備前さんテクニックを再現してみようと思い立ったわけですね。

P1100470  いろいろな獣毛を使って巻いたニンフ。

 一番上はオポッサムのテール、ボディーはマスクラット、襟巻きはリス。

 下段の二本はテールとボディーがヒグマ。
 襟巻きだけを換えて左がミンクで右がリス。
P1100472  ちょっとマテリアルを換えるだけで質感が変わります。

 そして、ヒカリモノをちらっと見せたソフトハックルも巻いてみます。
P1100462  襟巻きはミンクで。
 ちらっとアイに見えるティンセルの効果が期待されます。これは来シーズンのお楽しみフライです。

 備前さんのフライはホントに魅力的。備前さんにしか巻けないフライたち。備前さんのにおいが漂うフライ。一目見ただけで、「これは、備前さんのフライだ」ってわかってしまう雰囲気をもつフライ。
P1100403  いいなぁ~

P1100424  息をのむ美しさ…。

 フライを一目見て、誰のフライかわかるようなフライを巻きたい…。
 そんな自分色が全開に出ているフライを巻きたい…。

 また、新しい目標ができました。

 備前さんが言っていたとても印象に残っている言葉があります。

 「巻き上がったときに、“何かいい感じ~”って直感的に感じるフライは釣れる」

 「いい感じ~」なフライを巻けるように修行修行!

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2009年11月30日 (月)

雪舞う川で…釣友との一時

 まだ、日も昇らない早朝、南西に向けて出発。
 遠い道のりだけど、気の合う仲間が待っているし、モンスターが住む河川に初挑戦とあって気分はノリノリ。
 高速道路を快適にクルージングして釣り場へ向かいました。

 前回、暴風雨のなか道北を彷徨った、H爺さんといわなっちょさんとの釣行。いわなっちょさんのホームリバーへおじゃましてきました。

 牡丹雪が降り続ける天候。今回も厳しい釣りになりそうです。
P1100373  流れは、増水気味で押しが強くウェーディングは冷や冷や…。

 いわなっちょさんが丁寧に歩ける場所を教えてくれるので助かりました。

 厳しい天候、状況の中でも、なぜか3人そろうと笑顔がたえません。P1100379
 こんな雪の中でも楽しいんですね。キチガイ路線一直線なんです(笑)!

 お二人のご厚意で先行させて頂くことに。

 シンキングリーダーとタングステンビーズヘッドのフライを使い、底へ底へ送り込みます。
 直線的にフライを送り込んで石にコツコツ当たる感覚が伝わってくるくらい沈めます。
P1100375  だけど…。

 そんなに簡単に川は微笑んでくれませんでした…。

 でもでも…。

 3回アタリがありました…。

 しかし、フッキングにはいたらず…。

 貴重な3回のアタリを逃して、悔しくて天を仰ぐと雪が降りそそぐ…。

 昼近くになって、雪がひどくなってきたところで終了。

 一匹の魚にも逢えなかったけれど、充実した一日に。

 気の合う釣友と川で過ごすひととき。
 釣り人同士で創り上げる、素晴らしい時間。
 こんな雰囲気がやっぱり好きなんだなぁ。
 だからこりもせずに川へと足を運ぶんだろうなぁ。

 H爺さん、いわなっちょさんいつも素敵な時間をありがとうございます。

 いわなっちょさん。今回はガイドをありがとうございました。あの川のポテンシャルの高さを感じました。今度はヒゲナガが飛ぶ最盛期に行きたいです!

 芸術は忍耐を要求する…。

 今回の釣行の芸術は、仲間と共に創った「川での時間」。

 また忘れられない釣行となりました。

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2009年11月23日 (月)

イトウ巡礼④~忍耐~

 小春日和となった休日。
 イトウに逢うべく、北の大河へ…。途中、かなり激しい雪が降っていましたが、現地は珍しいくらいに穏やかな天候でした。

P1100367
 小春日和といっても、朝イチはガイドが凍り付きます。厳しい季節への移ろいに、「もうこんな季節になったんだなぁ」としみじみ…シーズンも終盤を迎えていることを季節は知らせてくれます。

  さすがに岸辺には厚い氷が…。P1100365
 ガイドについた氷を取り除きながらキャストを繰り返しました。

 しかし、魚からのコンタクトは何もなし…。

 一筋縄にはいきません。

 今週もやはり、Patience.

 「芸術は忍耐を要求するんだ」

 今日も、開高健大兄の言葉を口ずさみながら、いつやって来るかわからない、「芸術」を待ちます。

 Patience
P1100364  Patience
P1100369 Patience
P1100371 「芸術」を信じ、ロッドを振り続けましたが何も起こりませんでした。

 イトウ釣りは、釣れないところが面白い?

 大河にロマンを置いて、帰途へ…。

 いいときも、あればこんな日もある。

 これが釣りですね。

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2009年11月21日 (土)

こんなフライで釣れたらなぁ…

P1100336  先日、ちょいと遠い所まで仕事に出かけて、ご当地のフライショップに足を運んでみました。

 初めてのショップに入るのは幾分緊張するんです…。お店の方はどんな方かなぁ~なんて余計なことを考えちゃうんです、私。

 足を運んだショップの店長さんは、とってもいい人で、気さくに話をしてくれました。やっぱりね、フライフィッシャーに悪い人はそうそういないんです。

 そのショップで見つけたのがこのフック。ず~っと前から欲しかったのですがなかなか手に入らなかった、アレックジャクソンのスペイフック。

P1100341  このプロポーション見ただけで、ゾクゾクしませんか!(って私だけ…ただのキチガイ病かなぁ…)
 

 なんとも言えないこのカーブ。いいスタイルしてるなぁ!

 ず~っとこのフックを手にしてニヤニヤ、ニヤニヤ。
 この幸せったらない。

 このフックにタイイングしたい病が突如発症。

 これからの冬のシーズン。結氷までのタフコンディションの中、川を上ってくるヤツがいる。まだ見ぬ鉄頭。

 こんなフライで釣れたら最高…。自分の願望を詰め込んだフライ。
P1100342  ウィングは、アーガスを細身に。

P1100346_2  スロートハックルには真っ黒のヘロン。
 アフリカクロサギ。
 チャイニーズポンドヘロンもいいけれど、いろいろなサイズの真っ黒なヘロンがとれる、いいマテリアルなんです。

 入手してすぐに気に入ってしまいました。

 新入荷のマテリアルはいつものごとく、ナデナデし、ほおずりし(?)、すこ~しフェザーを抜いてみて、どんな塩梅に動くのか、ハリはどの程度か…などなど、楽しい検証の時間を経て、どんなフライの、どこに使うのかイメージをふくらませる…何とも最高の時間なんですね。
 

 ちょっとトラディショナルな雰囲気を醸し出すこんなフライを、冬の本流に打ち込んで、鉄頭なんかがかかっちゃうと、そりゃもういうことなしでしょ!

 な~んて、あらぬ想像をしております。
 冬の鉄頭…宝くじが当たるのとどっちが確率高いのかな…。
 いやいや、そんなこと考えてちゃだめですね。

 バッキングまで一気にもってかれる、あのパワー…。
 今年こそは、顔を見たい…。
 本流で2,3回かけて、いずれも敗北…。

 ティペットぶっちぎられたり…フック伸ばされたり…。

 とんでもないあのパワー。今年こそは…。

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2009年11月18日 (水)

シーズン終盤に向けて

 シーズンも終盤。
 気温も下がり、タフなコンディションでの釣りが要求されます。

 でも、結氷までは川に通いたい…それがクレージーの生きる道。

 北の幻が住む川にはあと何回行けるのかな…そんなことを考えながら、幻用フライをタイイング。

 最近、幻用フライは、ほとんどがイントルーダスタイルのフライ。

 試行錯誤を繰り返し、バランサーを工夫して入れることで大きなサイズにしても、バランスを崩さないようなフライにすることができるようになりました。

 やっぱりバランスが重要なんだと最近特に感じます。フック側から沈んでいくフライには魚からのコンタクトがほとんどないように思います。アイ側、もしくはフライが傾くことなく沈んでいくフライにすることがイトウへのアプローチの第一の条件だと勝手に思いこんでいます。
 いわば、自分のフライに対するコダワリなんですね。

バランスがよいフライにする理由は、以下の2点が挙げられると思います。
 ①着水と同時に生命観が宿る。
 ②型くずれせずにシルエットを保つことができる。

 イトウの目の前をフライが横切ったとき、思わず食らいついてしまうフライに仕立てようと、自分なりに試行錯誤を続けています。

 ヤクヘアをウィングに使用したパターンをご紹介。
 何回か書きましたが、ヤクヘアはとてもすばらしいマテリアルです。光の透過性・輝きと適度なハリがいいんです。
 光の透過性・輝きは①の生命観を引き出し、適度なハリは、②の型くずれを防いでくれます。
 マテリアルの特性を引き出してあげることも大切な要素だと思います。

P1100355  単色のフライもいいですが、徒然なるままに、色々なカラーをミックスするのもなかなかにいい雰囲気になります。

P1100358  光を当てると、こんな風に輝きます。
 生命観が出てきます。

P1100351  テールにサドルハックルを。
 こちらは少し派手目。
 遠くからでも泳ぎと色でイトウを誘ってくれるように願いをこめました。

P1100360  こちらは、定番のオリーブを基調とした一本。
 オリーブは実績の高いカラーです。

 さてさて、思惑通りイトウを誘ってくれるのか…。

 その前に、厳しい自然の中でも集中力を切らさず、頑張り抜く、精神力も必要ですね。

 シーズンのクライマックス。いい出会いがありますように。

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2009年11月15日 (日)

嵐の中の彷徨

 すごい風でした…すごい雨でした…。

 この週末にやってきた低気圧にやられました。H爺さんといわなっちょさんと道東アメマスツアーを企画していたものの、当日の天候は暴風雨とのことで、進路を北へ変更…。
 しかし、北の幻が住む川も吹きさらしの風…。
 何とか釣りになる場所はないものかと、北を走り回る…。

 今回は、いわなっちょさんが初めてダブルハンドロッドに挑戦するという目標を掲げての釣行。遠方から夜を徹してのロングドライブをしてきてくれたいわなっちょさん。なんとかダブルハンドを振ってもらいたい。
 そんなこんなで道北を彷徨…。

 何とか釣りになったのは、北の大河。でも雨と風は依然強いままだが、此処まで来たらやるしかない!気合いを入れて完全防備で川に立ちました。

 大河の流れは太く、重たい。こんな大河を目の前にするとどんな魚が待っているのかワクワクドキドキでテンションが上がってしまいます。

 まずは、いわなっちょさんへダブルハンドキャストのレクチャーを…といっても私のレクチャーは2,3分で終了…ごめんなさい、いわなっちょさん。人に教えてあげるほどの腕もないし、まぁ~「習うより慣れることが重要」と思っちゃいまして…。

P1100330  降り続ける雨にも、吹きすさぶ風にもマケズ、いわなっちょさんはロッドを振り続けたのでした。

 H爺さんはじっくりとレクチャー。
Pb130049 いつも優しく丁寧に、釣りを教えてくれます。
 H爺さんのお人柄が表れています。

 こんな嵐の中での釣りでしたが、気の合う3人がそろえば、これはこれで面白いんです。
 車の中での釣り談義、食事中の釣り談義…尽きることなく会話は弾みます。
 魚が釣れればそれにこしたことはないのですが、ロマンを胸に北の大河に立ち込み、同じ時間を自然の中で共有するこの感覚がたまらなく好きなんですね、私は。
 風が唸りを上げて吹いていっても、雨が土砂降りになってもなぜか顔には笑顔。これが釣り人の生き様。同じ想いをもっている仲間がいることがやっぱり心強いし、仲間と共に過ごす時間がたまらなくいいんです。

 3人で大きな深みをねらいます。きっとこの流れのどこかに魚が潜んでいることを信じて。
 スカジットキャストでT14のシンクティップを川底へ送り込みます。久しぶりのスペイキャスト。すか~んと飛んでいくと気持ちがいいのです。何度も何度もフライを送り込みますが、魚からのコンタクトはなし。
P1100333

「川の中の一本の杭と化したが、絶域の水の冷たさに声もだせない。
芸術は忍耐を要求するんだ」

 開高健大兄の名文句を口ずさみながら…。

 ロマンは北の大河に置いてきました。また来るときまでに、そのロマンはきっと大きくなっているはず。

 3人で過ごした、嵐の中の釣り。深い思い出として心に刻まれることは間違いなさそうです。

「It needs patience,patience,patience,patience」

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2009年11月 3日 (火)

冬の到来…

 急に冬が到来したような今日この頃の寒さ…。
 体がまだ寒さになじんでないのになぁ…急に寒くなると、外に出るのもちょいとおっくうに…。

 こんな日は、マテリアルと戯れるのがいいかなと…。タイイングデスク周りもいい加減整理しないとそこいら中に羽根が散らばっている状況…。
 整理もかねてマテリアルを眺めたり、ナデナデしたり…至福の時間…ムフフ。

 マテリアルをいじり回していると、インスピレーションが沸いてくるんですね。

 「そうだっ!」

 ってひらめいちゃうと、タイイングモードに突入。今日もデスク周りの整理は果たせず…まぁ、いいか!

 今日、ピンときたのが、ホワイティング社のスペイハックル。
P1100067  ゆるい流れでも、非常によく泳いでくれる羽根ですね。
 ファイバー1本1本が細いので、流れによくなじんでくれるように感じます。

 このスペイハックルをハックリングせずに、フラットウィングのように使ってみたらどうだろうかと、考えました。

 そして、いつものように徒然なるままにタイイング。
P1100059  イントルーダスタイルに。
 明るいオリーブに見える部分がスペイハックルです。
 フラットウィングスタイルで2枚巻き止めました。
 ウィングはヤクヘア。

 これからの初冬は、大河に通って一発大物を狙いたいと画策中…。
 タイイングするフライも自然と大きめになってしまいます(笑)

 もう一本はヒグマのヘアとスペイハックルのコラボ。
P1100051  テールにスペイハックル、バリアントを使いました。

 ヒグマのヘアは光の透過性を高めたかったので薄めに巻き止めました。
 アクセントで少しだけヤクヘアのイエローを混ぜました。
P1100056  アイ付近です。
 ヒグマはあくまでスカスカ気味に。スロートはブルーイヤードフェザント。

 さてさて、厳しい季節がやってきますが、その前にもう一勝負!

 どんな魚に出逢えるか…。それとも、大河に夢を残してシーズンが終わるか…。

 ラストチャンスのビッグゲームに期待です。

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2009年10月19日 (月)

イトウ巡礼③~苦戦~

 秋のイトウ巡礼をスタート。
 結氷までの短く、厳しい季節の中での釣りを強いられるけれど、熱い熱いイトウのシーズンです。
 今回は、H爺さんと一緒で心強いのです。

P1090543  北の湿原に朝日が昇ります。(画面中央にイトウらしきボイルが写っていますがわかりますか?)
 今回はどんな釣りになるのか、期待がふくらむ1日のスタートです。

 潮周りは大潮で、これもまた期待を高める要因となりました。午前10時過ぎまで下げ潮。水が動いている時間帯が勝負です。

 岸際で、ボイルやもじりが見られます。
 やっぱり、キーワードは岸際なんですね。

 川の流れはずっしりと重たい感じ。タイプ3のシューティングヘッドでスウィングしながらリトリーブ。
 岸際を注意して、ヘッドが回収される最後まで気を抜かずリトリーブを繰り返します…。

 しかし、なかなか魚からの反応が返ってきません。
 フライをとっかえ、ひっかえ…。

 今回は、こんなフライを巻いていきました。
P1090552  25㎜ウォディントンシャンクに巻いた、イントルーダスタイルのフライ。

 テールは絡み止めのポーラーベアの上に、カシミアゴートヘア。
 ボディー中央のハックルは、コックフェザントタイドブラックランプフェザー。
 先端ハックルはレア。
 そして、ウィングは最近入手したヤクヘアー、タイドパープル。

 ヤクはポーラーベアみたいに透き通るように光り輝いてくれます。そして、コシが強いので型くずれしにくいフライになりました。コシの強いウィングとユラユラ系2段がまえのハックル。さらにこれもよく動くカシミアゴートヘアのテールで誘っちゃおう作戦なんですね。

 青をベースにしたフライも。時として青が爆発的に力を発揮してくれることがあります。
P1090550
 それから、初夏に記録更新の一匹を誘ってくれた、蝦夷スペシャル。
 この3本柱で勝負していたのでした。

 魚からの反応はないものの、久しぶりにダブルハンドを思い切り振って気分は爽快。

 穏やかな秋空のもと、フルキャストを繰り返していると、汗ばんでくるような陽気でした。

 そして、そしてやっとこ…。
P1090544  小さいですが、狙い通り岸際でヒット。
 ヘッドが回収された直後に当たりました。

 やっぱり、リトリーブの最後まで気を抜けません。

 P1090549  
 大きくなったらまた勝負しようね。

 小さなイトウがいるということは、きちんと世代交代が行われている証拠かな。

 この一匹に逢えて十分満足。
 後は、H爺さんと川辺でひなたぼっこしながら釣り談義。

 厳しい季節を迎える前の、ちょっとした息抜きのような、柔らかな日差しに包まれて幸せでした。

 そうそう、ヒットフライは、黒とパープルヤクヘアーのフライ。巻いたフライがすぐに結果を出してくれたので喜びも大きいのです。

 ヤクヘアーすごくいいマテリアルです。この輝きと光の透過性はポーラーベアとはまた違った、味を出してくれます。

 これから、またフライも改良を加えてイトウに逢いに行きたいと思います。

 イトウ狂の詩。結氷まで続きます(笑)。

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2009年10月11日 (日)

清き流れと美しい鱒

 3連休はH爺さんと東へアメマス遠征を計画しておりましたが、台風の影響で川には濁りが…。
 それならば、大河でダブルハンドを振ろうと、久しぶりの大河本流での釣りへ闘志を燃やしていましたが、こちらも濁りと増水で釣りにならず…。

 計画は大きく変更して、今回も神々の遊ぶ庭におじゃましてきました。

 抜群のロケーションのこの川。計画変更のことなど吹っ飛び一気にテンションがあがります。

 だってこのロケーションですよ。
P1080931  最高ですよね。
 金色の稲穂と色とりどりの紅葉、そして、真っ白な大雪山。
 言葉には表せない自然が織りなす色彩パレット。

 高い山にはもう冬が来ております。

 台風18号は、台風なのに寒いのです。早朝の路面はちょいと氷気味…。そろそろタイヤを変えなくては…。もう、そんな季節なんですね。

 防寒対策をしていったのですが、日中は太陽が顔を出しポカポカ陽気。台風の影響は全くなく、水は限りなく透明。
P1080928  いつものようにファストシンクのシンキングリーダーとドロッパーにツイストピーコック、リードにナンバーワンを結び、ポイントめがけて、ダウンでナチュラルに送り込み、小さめの縦横、斜めの3Dスウィングで魚を誘います。

 なかなか魚の反応がなくて最初は苦戦。

 そんな時は自然観察。パラパラとコカゲロウがハッチしているのを発見。これを喰っているだろうと予想して、リードをTMC760SP#12に巻いたソフトハックルに変更。
P1080941  小さなフライなんですが、これが今回のアタリフライになりました。

 ここぞのポイントへダウンでフライをナチュラルに送り込み、川底からす~っとコカゲロウのイマージャーを演出するようにスウィングをかけると…。

 やっと来ました。ピッカピカのニジマス。
P1080915  清き流れに美しい鱒。
 思惑通りのヒットに思わずニンマリ…。

P1080929  カムイに見守られているような感覚を感じながらの釣り。

 コカゲロウのハッチは断続的に続き、ライズも見られるようになります。

 予想通りのポイントへ、イメージ通りのアプローチをして、思惑通り魚が反応すると、気分は最高!!

P1080912  体高がある素晴らしいファイター。

P1080923  う~ん。何も言うことなし。完璧な魚体。

P1080917 厳しい季節が始まる前の、ちょっとした静寂。そんな中での釣り。
 秋の陽光を浴びてリフレッシュ。

 気分爽快!!

 いい釣りをさせてもらったH爺さんありがとうございました。

 これからは厳しい季節の中での釣りが始まります。でもまだまだ、結氷までクレージーは一直線なのです。

 さてさて、北の幻用フライでも巻こ…。

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