所用をすませたイブニング…、川へ…。
昨日、雹が降ったり、バケツをひっくり返したような雨が降りました。ちょっとでも水が増えていればなぁ…なんて淡い期待を持ちながら、暗くなる直前の川辺へ…。
モンカゲのアダルト、ヒゲナガが飛び交う…。魚にとって二大ごちそうともいっても過言ではない虫ちゃんたちが乱舞…いけるんじゃないの!
期待は高まりますが、ライズは散発…小さい魚が岸際でライズを繰り返していましたが、でっかいのは…。どきおりゴボンというようなライズがあるくらい…。
暗闇直前の川をスペイキャストでのんびり釣り下る…いいねぇ…夏だねぇ…気持ちいいねぇ…なんて心穏やかに…。
散発ながら大型のライズは明らかに水面上を流れるモンカゲのダンやフローティングカディスを喰ってるライズとは違う…。おそらくモンカゲのニンフが水面に向かって泳いでるヤツを水面直下で喰ってるかヒゲナガのピューパ。そんなライズでした。
う~む、とひとり唸りながら作戦を考える。
そうこうしているうちにも、暗闇が…。
よし、シンキングリーダーでフライを沈めて、魚のいるあたりでスウィングさせることによって、フライを浮上させて水面に向かうモンカゲニンフを演出しよう。
ビーズヘッドのフライをドロッパーに。右のレオンとレモンウッドダックのコラボフライをリードに。ビーズヘッドのフライ釣れますよ。水に入るともっとスリムになってモンカゲニンフみたいになります。リーダーはファストシンク。
左岸からシングルスペイで対岸に向けて45°くらいの角度でダウンキャスト。
ラインを流れに送り込んでフライ先行で沈ませる。魚がついていそうな場所でラインをはりスウィング開始…少しずつフライが浮上をはじめ…流心からはずれたときにゴン!

40アップです。イイ引きでした!
そしてそして、今宵はこれで終わらなかったのです!
一番太い流れのよれのところで、ガボンというでっかいライズ…。
絶対にドライじゃない…なんか妙な自信がありました。このシステムでいける…。
ドロッパーはビーズヘッドそのままに。リードフライを換える。
ボディーハックルにコック・デ・レオン。ウィングはヒグマのヘアをぱらっと。そしてゴールデンフェザントクレストを2枚ばかりのっけて巻いた、スペイ風ウェット。
慎重に慎重にキャスト。まずは、魚のいるであろうポイントまでの距離感をあわせながら、ラインを送り込んでフライを沈める。距離感があったところで、ラインをはりスウィング開始…。
す~っとフライが浮上してくるのがわかる…。
スウィングが終わろうかというそのとき、コツコツ…
ん…きた!ゆっくりロッドをたてる…
ぎゅわ~ん!イイイイ~リールが久しぶりに鳴き声をあげました。
がっば~ん!大ジャンプ!
うお~!最高!強い…CNDエキスパートスペイ#6/7が心地よい弧を描く…いいねぇ…。魚のファイトを十分に楽しみました。魚体を見てびっくり、久しぶりの虹のでっかいの。
いやいやイイファイトでした。ごんぶとの本流ニジマス。これに逢いたいんです。メジャーはもっていないので大きさは正確にはわかりません。おそらく50はアップしてるんじゃないかと…。
でっかい魚が釣れたのはもちろんうれしい!
自分の戦略でうまくいったのがもっとうれしい!
そしてそして、ヒグマのヘアのスペイフライ風で釣れたのがさらにうれしい!
リアルなフライで釣るのもすっごく楽しいけど、こんなトラディショナルなウェットでライズを捕るウェットの釣りがたまらなく楽しい。
なんかいいんだな~。スペイキャストにスペイフライ…暗闇間近の川面の雰囲気…。ゆっくりなリズムでロッドを振って、すばらしい魚に出会えて…。心癒されて…。夏の風を感じて…。一人悦に浸りました。
ほんとに今日の夕暮れはスローな時間が流れていました。
夏の闇のにおい…モンカゲ、ヒゲナガ、そしてたくましい本流のニジマス…ありがと。
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