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2006年11月13日 (月)

故郷の川

 私には愛すべき故郷の川がある。

 自分を育ててくれた川がある。

 自然の大切さを教えてくれた川がある。

 たくさんの仲間に巡り会えた川がある。

 そして、数え切れない魚との出会いを与えてくれた川がある。

 今は、遠く離れた場所に住んでいるけれど、いつも私の心の中には、故郷の川が流れている。釣りを始めたころ川には大きな淵がところどころにあって、ちょうど今頃の季節になると大きなアメマスが釣れた。そのころは、友達と親父と「のべ竿」をもって、ミミズを餌に釣っていた。懐かしき思い出である。この川でルアーを覚え、フライにのめり込んでいった。

 でも、ここ数年、川の様子がちょっと違う。河川工事が目立つようになった。なんでこんなところをいじる必要があるのか疑問だらけ。自分の思いでも、河川工事による川の濁りと同じように濁っていき、たくさんの思い出が川と共につぶされているようで、非常につらい。たまに、帰って川に足を運ぶと川の様子がたくさん変わっている。あ~ここもかあと川辺でため息をつくことが多くなった。

 川の主がひそんでいるような大きな深い淵(プール)がなくなった。でも、きっと魚たちはたくましく生きている。

 私を育ててくれた川、思い出がたくさんつまった川を守らなくてはならないと最近強く思っている。

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コメント

そういえばミミズを用意してよくあの淵に通ったね。せっかく釣った魚をミンクかテンみたいな奴に横取りされたり、魚や動物との対話があった。野鳥も結構楽しんだ。やっぱり、あのミミズの感触は今だからいうけど、あまり好きではありません。
あれ以来、あんなのんびりとした時間は過ごしていないような気がします。川も人も少し忙しすぎるのではないかな。

投稿: 植野博 | 2006年11月14日 (火) 01時35分

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