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2007年2月

2007年2月26日 (月)

イトウ釣りのバイブル

 今日もタイイングデスクに座っていましたが、ど~もイトウ釣り関係の本が気になってパラリパラリ…、タイイングのほうはあんまり進まず…。まあ、いいのである。釣りへと気持ちがたかぶってきたのか、それともこの前の飲み会の会話が心に残っているのか…。

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 イトウ釣りのバイブル。

 釣りキチ三平君を本棚から引っ張り出して再読。自分自身イトウ狂になってから、この物語を読むのははじめて。なんか、全然ちがう感じがした…。でっかいイトウを釣り上げて、三平君が谷地坊主と抱き合うところなんか、純粋に目頭があつくなったりで…。こんな気持ちで読み進めたもんだから、いろんな言葉が心に引っかかる。中でも魚神さんの言葉に心動かされた。

 「かたらずとも感じあえる釣りキチどうしの意地と意地が、ぴったりとむすびあった…」

 う~ん、そうなんだよなあ。釣りキチ同士は語らなくてもお互いの考えがわかるときってありますよねぇ。それが、初対面の人であっても。これが釣りのいいところなんだろうなあ。川での一期一会の出会いかもしれないけれど、ず~っと前から知り合っているような気持ちになる。もちろん、こんな出会いが大切な思い出になり、それから、飲み会までやっちゃう仲になる。魚を釣る楽しみだけじゃない。人と人とに出会いを与えてくれて、自分自身をさらに成長させてくれるのが釣りなんじゃないかな、なんて最近思う。

 話を戻します。開高さんの「オーパ、オーパ」は何回読み返したわかりません。それから、佐々木栄松さんの「湿原のカムイ」。これはもう絶版になっていると思います。この本が出ていると知ったとき、さがしたさがした。ネットに図書館に…。それが、ふと入った古本屋で見つけた。そのヨロコビたるや、もう、うれしくて、うれしくて。宝物の1つです。

 このバイブルたちは、タイイングデスクの側の本棚に並んでいます。(もちろんその他の釣り関連本も)タイイングにつまると手を伸ばしてパラパラやればイマジネーションがふくらんで、新たなフライが創造されます…なんて、いいたいけれど、そうはいかない。多くはそのまま読みふけって時間が過ぎていきます(笑)。

 うん、ネズミフライも巻いたし、あとはいつでっかいイトウがかかっても大丈夫なように「谷地坊主流取り込み法」を学んどくかなぁ…。なんて、夢と現実をいったりきたり…でもそんな時間が最高に楽しい!Img_3811_1

 夢はでっかく、大きく!

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2007年2月25日 (日)

レディー&キング

Img_4729  レディーキャロライン(下)とブラックキング(上) 有名なスペイパターンです。

 レディーキャロラインのボディーフェザーはオリジナルレシピではブルーイヤーフェザント、コレ持ってないので、コックフェザントのランプフェザーで代用。コックフェザントコンプリートスキンを眺めているといろんなイメージがわいてくる。自然にしかだせないあの模様にはドキドキさせれらますね。

 ブラックキングは必携パターン。釣れます、コレ。ボディーの間のフラットゴールドティンセルのきらめきと、ユラユラゆれるスペイコック。まあ、まちがいないです。

 どちらも、アメマス釣りたい根性丸出しのフライ。

 こんばんは、しばれてます…春よ、遠き春よ…

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ニューイングランドスタイルフライファイル?

Img_4722  今日は、今マイブームのニューイングランドスタイルのストリーマーを入れる、ボックスならぬファイルを作りました。

 ごらんのとおり、アルミ製のシステム手帳を使いました。リフィルを作ればどんどん収納することができます。

 材料は、無印良品のアルミ製システム手帳(バイブルサイズ)表紙、粘着シールつきコルクシート厚さ1㎜と3㎜、システム手帳用インデックス、洗車に使う吸水シート、以上です。Img_4713

 アルミの表紙とインデックス。Img_4715

 粘着シールつきコルクシート厚さ1㎜を切り出します。大きさは縦17㎝、横11㎝に切りました。ちなみに、このコルクボード100均で買いました。Img_4718

 インデックスを2枚にコルクボードではさんではりつけます。ようするに、インデックスはファイルの穴にはまるようにするため。コルクに直接6穴あけてもいいと思います。Img_4716

 リフィルの間には、水とり用の布を挟むことにしました。フライの型くずれ防止と、もちろん使用したフライから水を吸い取るためです。洗車に使う吸水シートを使いました。ホームセンターで売ってます。300円くらい。これをリフィルと同じサイズに切り出します。Img_4720

 切り出したシートに6穴をあけます。はさみでくりぬきました。Img_4721

 ファイリングしたらこんな感じです。あとは、コルクリフィルに3㎜のコルクシートを1㎝四方くらいに切って、貼り付け、フックキーパーにしてできあがり。

 ホイットレーにいれてもいいんですが、余分なクリップにウィングなんかが絡んで、部分的にきれちゃたりするとさびしくなるので、こんなの作ってみました。

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2007年2月18日 (日)

興奮さめやらぬ…

 昨日の飲み会の興奮がさめない…。

 家に帰って、我らの釣りテツガクを語る上でのバイブル開高健の本をパラパラとめくっています。「川の中の一本の杭となったが…」のフレーズがど~も気になって、「フィッシュオン」をめくっています。

 「川のなかの一本の杭と化したが、絶域の水の冷たさに声もだせない。芸術は忍耐を要求するんだ」

 このフレーズは、心に響くものがあるなあ…。イトウに逢いたくて一日さむ~い川辺にたたずんで、ロッドを振り続ける…でも釣れない…芸術は忍耐を要求するんだ…。

 開高さんの本は何度も読み返して、ボロボロになっています。また読み返してみようと思っています。釣りに対する考え方、感じ方、心のもやもやがふっとんでいきます。

 しばらくは、開高さんとともに過ごそうと思います。

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2007年2月17日 (土)

アングラーズミーティング

 今日は、アングラーズミーティング。こう書くとかっこいいでしょ。でも、単なる釣りキチの飲み会、年に一度くらい、気の合う釣り仲間が集い酒を飲む。仕事も年齢もバラバラだけど、釣りが好きな人々が集まりわいわいやりました。み~んな、私が愛する故郷の川を同じく愛しちゃっている人たちで、故郷の川を通じて知り合った仲間達です。いい川は人と人とを結びつけてくれるんです。

 話に花が咲き、なんてもんじゃない、咲き乱れるというか、満開というか、百花繚乱の話、とまらないとまらない!

 フライの話、ルアーの話、あのリールがいい、このラインがいい、あのロッドがいいなどなど。不思議とこのメンバーが集まると釣果自慢にはならないなあ…。なんか、みんな自分の釣りテツガクをもっている。そんなことを話し合う。

 「ウェットとは、なんだ?」

 「何かムシに見えないといけんのか?」

 「いや、そうじゃないんじゃない?」

 「魚がなんだこれって、思えば何でもいいんじゃない?」

 「そうだよな、魚は手がないから、なんだこれって思えば口をつかう。」

 「あっ、これで釣れてるじゃん。」

 「う~む。カラーなんてのは関係あるのか?」

 「そんなにかんけいないんじゃない?」

 「とにかくフライは何でもいいんじゃ~ない。」

 「そうそう、壊れそうなフライほど釣れるよ。」

とまあこんな風に、話が進んでいくわけです。

 「釣りキチ三平のイトウ釣り編はバイブルだよな。」

 「うん、開高健さんの『オーパ モンゴル編』も釣りキチのバイブルだ。」

 「そうだ、両方ともでっかいイトウはネズミのルアーで釣ってるんだ!」

 「やっぱり、今年はネズミフライなんだ!」

なんて、もう少年のようにみんな目をキラキラさせて話し込む。楽しい楽しい!!

時には、ブンガクテキな話にも…参加メンバー、誰もが開高健をすべて読んでいる。

 「開高さんの『もっと遠く』、『もっと広く』、あんな釣り旅やってみた~い」

 「釣りの良さは自分のあるががままの姿で遊べるというこだな」

 「川の中の一本の杭になったが、釣れなかった。芸術には忍耐をようするのだ。いいフ レーズだね」

 「そうだ、釣りは釣れなくても楽しい。自分があるがままでいれるのだから」

みんな釣りが大好き。こんな仲間がいることがうれしい。たのしい。

川がつないでくれた大切な仲間との絆。私の一生の宝物。

雪がとけて愛すべき故郷の川で再会を楽しみにしています!今日は本当に楽しかったです。ありがとうございました。夏、みんなでキャンプしましょうね!!

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2007年2月12日 (月)

春アメマスへ

 春アメマスのシーズンまでもう少し。春アメねらいのフライを巻きました。Img_4703

 サドルの先っぽをウィングにしたスペイパターンを3種類。これらは洋書「SpeyFlies&DeeFlies」にSyd Glassoのパターンとして掲載されています。

 春のアメマスにききそうです。緩い流れにもゆらゆらゆれてくれるように巻きました。Img_4704 Img_4701

ブラックレースのパープルをウィングに。地味な感じがするけれど、紫が時に大きな力を発揮してくれることがあるんです。Img_4707

 アクロイド。アメマスの好きなチャートリュースをボディー半分に入れてみた。テールにはフラミンゴを少々。Img_4697

 ディーウィングフライ。

 シーズンまでもう少し。フライももう少し巻きためよう。

 気がつけばまた、雪が降り出した。海にも流氷が漂っています。春はまだまだかなあ…。

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2007年2月11日 (日)

感性とイメージ

 久しぶりに理科教育の更新。いままで、仕事さぼっててたわけじゃありませんよ。

 先日、水の電気分解実験をしたとき、生徒の発言がおもしろくて、そしてうれしかった。

 水を電気分解すると、+極からは酸素が、-極からは水素が発生します。そのとき、水素の方が酸素より2倍多く発生します。電極からわき上がる気体をみて、ある生徒が言いました。「この、装置は直列回路だよね。だから、どこでも流れる電流の量は同じはずなのに、なんで-極の方がたくさん泡がでてくるんだ?」この生徒は、電流の量が多い方がたくさん気体がでると考えてのことでした。この発想には驚きました。

 生徒が直感的に感じるこんな発想や疑問を大切にしていきたいとあらためて感じました。こんな疑問から科学する芽が育っていくのだろうなと考えました。

 空気中には目では見えないけれど分子がたくさん飛んでいるという、原子・分子の話をした。すると、生徒の何名かが向かいの友達に向かって手をひらひらさせながら何かをしている。何してるんだとよ~く見ていると、どうやら向かいの友達にむかって見えない分子をとばしてコウゲキをしているらしい。思わずほくそ笑んでしまった。確実に目では見えない分子の世界をイメージしてくれたそんな気がした、うれしい瞬間だった。

 こんなヨロコビを感じたときや生徒から教えられるひらめきや考えかた。こんな瞬間はやっぱり理科を教えていてよかったなぁと思うときですね。

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フラミンゴ

Img_4662  ず~っと、ず~っと欲しかったフラミンゴの羽根が手に入りました。うれしくてうれしくて、ながめまわして、はさみを入れるのも、もったいない羽根だけど、使うことに意義がある!「フラミンゴちゃんありがとう」とつぶやきつつ、いつもよりキンチョーしながらタイイング。

 それにしても、いいよねえ、このあわ~いピンク。気持ちを和ませる色だなぁ。

Img_4657  スペイ風に巻いてみました。ウィングはもちろんフラミンゴクイル。ボディーフェザーもフラミンゴ。タイドしたマテリアルでは出せない、自然のピンク。やっぱりココロ和むのである。Img_4673

 こちらは、最近はまっている、ニューイングランドスタイル。チークの部分がフラミンゴ。ほっぺを赤らめた感じです。

 ウィングはいつものように、コック・デ・レオンとレッドサドル。

 レオンの透過性と白からピンクへのグラデーションのチークが絡み合う。

 う~ん、きれいだねぇ…

Img_4684_1 チークのグラデーション。

 自然が創る色ってすごい…。

 夕焼けこやけの川縁で、 小魚にもうつった夕焼けこやけ。そんな状態で使ってみたらいいような気がします。

この2本で美しい魚に逢いたいな…。ワクワク、ドキドキしてしまう。

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2007年2月 6日 (火)

スーパーボウル

 第41回スーパーボウルを見ながらこれを書いています。アメリカンフットボールが好きな私にとって、年に一度のお祭りの日。コルツVSベアーズ。個人的には、ペイトン・マニングに頑張ってほしいので、コルツを応援しています。

 私は、サンフランシスコ、フォーティーナイナーズ(49ers)のファン。初めてテレビで見たアメフトの試合が、あのモンタナの劇的な「モンタナドライブ」だった。ような気がする…。それ以来、49ersが好きである。スティーブ・ヤング、ジェリー・ライスがいた時代は強かったなぁ…復活をのぞみます!

 我が家にはBSがない。だから、リアルタイムでみることができない。したがって、このような深夜の民放の放送を見るしかない…。そこで、問題なのが、現代の情報化社会なのである。何が問題かというと、テレビやラジオや携帯にインターネット…様々なところからこの試合の結果が入ってくるのである…。数年前、楽しみにして放送を待っていたのだが、テレビのスポーツニュースで結果を観てしまった…。その落胆たるやない…。「俺の一年に一度のお祭りがあ~」って感じでがっかり。

 こんな失敗をしないように、この日だけは、とにかく外部からの情報をシャットアウト。インターネットにもつながない。テレビも観ない…。そこで、時間までフライを巻いたのである。これが、一番時間を忘れられるわけでありますね。Img_4656

 とにかく今日もニューイングランドスタイル。キャリー・スティーブンスのパターン。右のは、あまりに有名なグレーゴースト。といっても、オリジナルではない、ちょいと改造しています。左は、鮭稚魚のシーズンにききそう。ナチュラルなグリッズルが魚を誘ってくれるはずです。スロートにはピンクのグース、ちょいとおしゃれになった気がします?

 さてさて、スーパーボウルはどっちが勝つかな。勝った方のチーム名をもじったフライを巻いてみよ。

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2007年2月 3日 (土)

世界中のキチガイの皆様へ

 いつの頃からだろうか、自他とも認めるキチガイ…、クレージーとなったのは…。

 今月号のフライフィッシャー。ココロトキメイタ…。いやいや、世界にはこんなにもキチガイがいるもんだ。ものすごいリアルなバッタ、カマキリ、ストーンニンフ…。すごいもんです。まさに芸術ですね。

 タイイングにはいろんな世界がありますね。リアルを求めたり、サーモンフライのように美を追究したり、でも根幹にあるのは「魚を釣りてぇ…」。そうなんです、「魚を釣りてぇ」でここまでいっちゃうんです。これがフライフィッシングの魅力ですよね。

 8歳の少年が巻いたフライも掲載されておりました。神童ですね、まさに!でも、いいじゃないですか、毎朝1時間のピアノレッスンの前にそ~っと起き出してタイイングしちゃう。いいねえ、8歳からキチガイ全開!!すばらしい少年ですよ。こんな少年の気持ちをいつでも持っていたいよなあ。

 熱中できる好きなことがある。自分が本当の自分でいられる瞬間がある。とても大切なことですよね。

 「バカになれ!」ってアントニオ猪木がいってたけど、何か1つくらい人生の中でバカになってやってみることがあってもいいじゃない!

 私は、大馬鹿者で居続けます。クレージーで居続けます。キチガイでいいんです。本流でつれなくたって、くそ寒い初冬の川辺で一日ダブハン降り続けてイトウにあえなくたっていいんです。そこに、自分の夢があって、夢にむかってあ~でもないこ~でもない、こんなフライにしてみっか、いやいや、ラインはこっちにしてみるか…試行錯誤を重ね、夢を追い続ける瞬間、仕事も何もかも忘れてホントの自分になれるこの瞬間がたまらなく好きなんだなあ。(もちろん釣れればもっと、楽しいですよ!)

 そして、最近新たに感じることは、こんな世界中のキチガイの皆様方とネットというラインでつながっているということに、新たなヨロコビを感じています。顔も知らない、どんな性格かもわからない…でもね、フライフィッシングが好きということはみ~んな同じ。フライフィッシングという趣味を通して人と人とがつながること、人と人との出会いの大切さも、フライフィッシングは教えてくれています。フライフィッシングばんざ~い。

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