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2007年5月28日 (月)

邂逅~フライフィッシング~ その9

就職して故郷に戻った。ほとんどフライだけの釣りになった。大学4年間で開発したお気に入りのカゲロウフライは、故郷の川でも魚を呼んだ。仕事の帰り道、イブニングライズを狙って、とある堰堤でライズ待ち。マッチ・ザ・ハッチの釣りにはまりだす。巨大な魚が釣れた。真っ暗闇になる直前こんなヤツどこに隠れていたんだって思うくらいにでっかいヤツが顔を出す。ライズの前にフライを落とす…「がぁばぁぁ」ものすごい音を立てて巨大な魚がフライを吸い込む…ぎぃぃぃぃ~とリールが唸りを上げて逆転。暗闇の中60㎝のレッドバンドの完璧な魚体をランディング。足はがくがく、手はブルブル。サイコーのライズハンティング。

本流を釣る中で、次第にウェットフライにとりつかれていった。タイイングも難しいし、釣り方もはっきいってよくわからない。ある夏の日の本流。ドライフライでまったく魚が出なかった。「う~む。どうしよう…」考えた私は、フライボックスの片隅に引っかかっていたウェットフライをティペットに結んだ。キングオブアレキサンドラもどき。ピーコックソードをウィングに使ったフライ。いままで、ドライフライにはな~んにも反応しなかったポイントに訳もわからず、流してみた。「ず~ん」という感じでニジマスが釣れた。ウェットってすごいなあ…。もうこの経験から、ウェットバカへ一直線だった。ちなみにこのキングオブアレキサンドラもどき、いまでも私のホイットレーの片隅にいらっしゃる。私のフライフィッシングに転機をもたらした一本。ウェットフライの釣りに着実にとりつかれていった。美しいウェットフライのプリポーションにも惹かれだした。自分が美しいと感じるフライで美しい魚を釣りたい。自分の満足のいくフライで魚を釣ろう。清流に流しても恥ずかしくないフライで釣りをしよう。タイイングが終わり全体を見渡して、納得がいかないところが少しでもあれば、すぐにばらした。クイルウィングを巻き止めるのは難しかった。最初は全然うまくいかなった。巻いては壊し、巻いては壊し…。タイイングブックをめくることが多くなった。ウェットの美しいプロポーションを体に染みつけさせようと思った。巻いた巻いた…。そんな中、1つのフライが完成した。このブログのWetFlyBoxのなかでも紹介している、「ナンバーワン」である。このフライは、本当によく釣れる。これまで数々のドラマが起こっている。巨大な魚との出会いをもたらしてくれるフライ。

知らず知らずのうちにウェットフライばかりを巻いていた。ホイットレーにずらーっとウェットが並びだした。

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