愚痴ばっかりいってても仕方ないので、「続 釣れない…(けれども)」ということでもう一つ書いちゃいます。
今日の釣りは、釣れなかったけれど新しいフライパターンを試すことができ、しかもその新パターンがちょっくらいい感じなのだ。まあ、ホントのところ釣れなかったので何とも言い難いのですが…。
いつもの私の18番、ケムンパスのパターンです。
このフライには新しく手を加えたところが2つあります。
1つ目は、見てのとおり、ウィードガードを取り付けたこと。
2つ目は、写真ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、テールのゾンカーテープがフックに絡まないように手を加えました。
①ウィードガード
いつもイトウ釣りにいくと、ほぼキャスティングのたびにフックに水草がからんできます。すごく気になってました。リトリーブが終わった後フックに絡んだ水草をロールキャストで吹き飛ばしてからキャストしていましたが、なかなかとれないときも多々あります。水草はやっかいな存在です。(でも小さな生物の住処となっている水草が水中にないとでっかいイトウだっていなくなってしまうので、自然の中ではとても大切な存在です。)
水草がフックにからんで取るのが面倒なことよりも気になっていたことがあります。それは、フライを見つけるとすぐ反射的にくわえるイトウもいれば、後ろを追っかけてきて、食べるか食べまいか考えているイトウも必ずいるはずです。
その考え中のイトウさんの場合ですが、「う~む」と唸りながらフライのあとをついてきて、そのときにですよフライが水草を引っかけてそのまま泳いでいたらこれは不自然じゃないかと思ったのです。きっとイトウはフライをエサ=小魚だと思ってついてきているはずです。「食べようか」と思ったときに小魚が水草を引っかけて泳ぎだしたら…私がイトウだったら間違いなく、「あれ…変だぞ」と思って食べません。
それから小魚はイトウに追われたら、たぶん水草の中に逃げるはずです。
こんな考えから、ウィードガードの必要性についていままで考えてきて今回初めて巻いてみました。実際ですね、今回一匹のイトウが足下までフライを追ってきました。しかも、足下は水草のジャングル。ウィードガードが機能したから、イトウがここまで追っかけてつきたのかなと思っています。

ワイヤーで作ったウィードガード。
フックの先端にウィードガードをのっけます。この状態でキャストすれば、かなり水草のひっかかりがセーブできます。強風の中でキャストしてもこの状態を保っていました。ワイヤーがバネのようになっているからだと思います。
使用したワイヤーは、形状記憶合金を使ったワイヤーです。
②テールのからみ防止
テールにゾンカーテープをよく使います。理由は、簡単に巻けるし、水に入ったときによく動くので。
大きなイトウを釣りたくなるとテールのゾンカーを長くしたくなります。長すぎてもダメですが、ちょっと長いかなと思うくらいに巻くと水の中での動きは身をくねらすようにして動き、生物らしさを表現できると思っています。
でも悩みの種が、フックベンドにからみつくことでした。ベンドにからんだ状態では生物らしさは失われてしまいます。
今月号の「FlyFisher誌」のターポンフライにそのものズバリ!この悩みを解く方法が掲載されていました。雷に打ち抜かれたような衝撃でした!しかもいたって簡単な方法でした。
使い古したリーダーのバット部分をゾンカーテープに穴をあけて通しループにするという方法です。
世界中の釣りキチのアイデアを利用させてもらうヨロコビ!フライで釣るという方法は同じでも、ターポンとイトウというまったく違う魚を釣るアイデアがうまく結びついたヨロコビ!最高です!いろんなアイデアを一本のフライに集めるヨロコビ!サイコーですな。
それよか、「ゾンカーテープのフックベンドへのからみの悩みは世界共通だった」ということを知り、なぜかヨロコビを感じている私はやっぱりキチガイなんだろうなぁ…。「ほ~ら、悩んでいるのは俺だけじゃなかったでしょ」って誰かに言ってやりたいけど、誰にも言えないし、この悩みを解ってくれる人はあんまりいないと思ったので、永らく心にしまっておいたわけです。
今日使用してからみゼロ!最高!動きもなまめかしいくらいに生命感にあふれておりました。なんて言えばいいのかなぁ…やっぱりくねりの動きがすごく出てくるんだよなぁ…。
ということで、2つ手を加えたケムンパスは、しっかり魚を魚を誘ってくれたのでした。(でも、かからなかったけど…)このフライのコンセプトは水草の中を元気にユラユラ泳ぐことのできるフライなのです。
次は釣れるような気がする…きっとこの次は…。
俺はやるぞ~!
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