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2008年1月 4日 (金)

フライボックスに欠かせないランキング1位

   やっとこ1位の発表です。私の最も信頼があり、ボックスから数が減ってくると夜も眠れないくらい不安になり、夜中に起き出しあやしくタイイングまでしてしまうフライ。

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 「ナンバーワン」

 いつの頃からか、フライボックスに欠かせないフライになっています。数々のマイナーチェンジを繰り返して今この形になっています。

 このフライは私の釣りの中では、神懸かり的な働きをみせてくれる時があるくらい、よく釣れます。それまでまったく反応がなくてもこのフライに変えたとたんバタバタと釣れ出すことがよくあります。特に何かの虫をイミテーションしているわけではありません。オールラウンダーとして活躍してくれます。

 水に濡れるとフライ全体としてヌラッとした雰囲気になり、何とも艶めかしく虫っぽくイイ感じになります。

 ということで新春特別企画。「ナンバーワン」のタイイング手順をご覧ください。

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 スレッドはユニスレッド8/0ライトケイヒル。これにたっぷりとリキッドタイプのワックスをしみこませておきます。必要によってタイイング途中にコブラーワックスをかけながらタイイングします。スレッドは細いと切れやすいですが、狭い範囲でしっかりとマテリアルを押さえることができるし、それからやっぱりヘッドを小さくまとめたいので細い方がいいと思います。色もマテリアルを押さえている様子がわかりやすいのでライトケイヒルが最近は使いやすいです。細いスレッドで確実にマテリアルを押さえるためにもやっぱりワックスは欠かせません。いろんなワックスを使い分けるといいと思います。

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①フックはバリバス2400V WET #8です。TMC9300にも巻きます。バリバスのフックいいですよ。プロポーションもいいし、すぱっと沈んでくれます。バランスもバッチリです。フックにファンデーションをほどこします。

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②テールにはコック・デ・レオン。テーリングパックからダンダラキラキラの一枚を選びます。バーサテールも使いますが今回はレオンで巻いてみます。(バーサテール…大掃除のときに掃除機で吸ってしまったような気がする…デスクの上から忽然と姿を消しました…)

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③テールをつけた状態です。シャンクより少し短いか同じくらいがプロポーション的に私は好みです。

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④シャンクの3分の2にゴールドフラットティンセルを巻きます。

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⑤スレッドにマルチグルーを塗ります。

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⑥マルチグルーを塗ったスレッドに、ヘアーズイヤータブクリームオリーブをちょっと多めに貼り付けます。

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⑦ダビングループをつくってよじります。

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⑧シャンクの残り3分の1に巻きます。ボディーのアイ側前半部分はモシャモシャした感じします。

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⑨ダビングブラシでタブをピックアップして整えます。

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⑩ピックアップして、シャンクの上の方にのびていたタブを下の方になでつけます。

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⑪イエローマラードフランクを一枚。これで、スロートを作ります。

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⑫マラードフランクはハックリングしません。ハックリングすると太いストークがウィングを結ぶときにじゃましてしまいます。アイとのわずかなすき間にウィングを取り付けますので、このスペースは段差ができないようにしておくといいと思います。写真のようにファイバーをストークから切り取って取り付けます。スレッドにはコブラーワックスをかけ、少ない回転数で巻き止めます。

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⑬余分をカットしてウィングを結ぶすき間をスレッドでならします。

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⑭ヘンフェザントクイルからウィングを切り出します。

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⑮ウィングを成形します。私は左右を合わせた状態で成形します。いよいよウィングの取り付けです。スレッドにはたっぷりとコブラーワックスを。

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⑯えいやっとスレッド2回転でウィングを結びます。ちょっとしたスペースのどこにウィングを取り付けるのか的をしぼってピンポイントで取り付けます。ここでも細いスレッドの力が発揮されます。少ない回転数でピンポイントでがコツです。

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⑰クイルの余分を丁寧にカットします。3回転くらいで補強して、黒の油性マジックでスレッドをぬります。こうすると黒いヘッドができがあります。ワックスが効いているので1~2回のウィップフィニッシュで十分です。(私は1回です。魚を釣ってほぐれてくることはまずありません。)

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⑱ヘッドセメントを2~3回塗ってつるつるのヘッドにします。小さなヘッドにまとまると自己満足の境地。これでナンバーワンの完成です!釣れますよこれ。

 やっと「フライボックスに欠かせないランキング」の発表が終わりました。他にも大切なフライがたくさんあります。今年も巻きまくるつもりです!

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コメント

あけましておめでとうございます。

今年も楽しく拝見させていただきますね!

ナンバーワンはオリジナルフライなのですか?
とてもシンプルでカッコイイ感じがします。
配色と水の中に入った時の形に
釣れる要素がありそうですね!

タイイングの仕方も参考になりました!!

投稿: YOSHIDA | 2008年1月 4日 (金) 18時45分

YOSHIDA さん
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 「ナンバーワン」はおそらくオリジナルだと思います。何かの本からいいなあと思ってタイイングしたフライではないことは確かです。でも、何かしらの本には載っていてやっぱり誰かが巻いていたなんてことはよくありますので、完全にオリジナルかどうかはわかりません(笑)。フライを巻きはじめてからウェットの形を見よう見まねで巻いていてできあがったフライなので今のところはオリジナルだと思っています。
 今年も良い魚に出会えるといいですね!

投稿: 管理者 | 2008年1月 4日 (金) 23時21分

こんばんわ
大変参考になります!
あまり手の内を明かさずに僕にこっそり教えてください(笑
やはり!ナンバーワンがナンバーワンですね!納得です

投稿: mochi | 2008年1月 6日 (日) 02時51分

mochiさん
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 やっぱりこれしかないんです、私には…。馬鹿の一つ覚えのようにこればっかり使ってます(笑)。
 タイイングの流れ思い切って公開しました。参考していただけるのであれば、こんなにうれしいことはありません。
 今年もいい釣りしたいですね!

投稿: 管理者 | 2008年1月 6日 (日) 11時38分

>こんばんは、クレージーさん

フライエントリーお疲れさまでした!!
パターンブックの解説のようで、拝見いたしておりました。マテリアル一つの選択にしても、それぞれに目的があり、完成度を高めたナンバーワンフライ。
お見事です。今後も頑張って下さいネ!!

投稿: H爺 | 2008年1月 6日 (日) 21時10分

H爺 さん
 フライの手順の写真を撮るのって難しいですね…。わかりにくい写真になってしまいました。
 手順を追いながらのエントリーは初めてだったので、うまくいかなったように思います。今年もいろいろ巻いて試してみようと思っています。

投稿: 管理者 | 2008年1月 6日 (日) 22時05分

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