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2008年3月

2008年3月30日 (日)

Okhotsk early spring style

 いい天気の今日。今シーズンの初釣行。

 天気はいいのですが、風が冷たく結構寒い…オホーツク海にはまた流氷がカムバック…。

 雪代が心配でしたが、川に着いてみてひと安心。おだやかなクリアーウォーター。

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 心落ち着く、川の流れ…やっぱりいいなぁ川は…。

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 川辺にはちゃんと春が来ていました。銀色のネコヤナギ。これを見ると春を感じますね。春のにおいが立ちこめていました。土のにおい、新しい命を感じる空気を胸一杯に。

 初釣りのドキドキを感じながらも、のんびりタックルを準備。今年はせかせかと釣りをしないのが目標でした。春を感じながらロッドをつなぎ、ジョイントにしっかりテーピングして、ガイドにラインを通す。ウェーダーをはいて、ウェーディングシューズのひもをしっかりしばる。ちょっとばかり、大人の釣りへ…。

 これまで巻きためてきた、フライを選び、開幕先発は、シュードヘアのキールスタイルのストリーマー。ロッドはCNDカスタムスペイ#9/10 14’ ラインはRioウィンドカッター。タイプ3のティップとFastSinkのシンキングリーダーでスウィングさせる。

 右岸からの釣りでダブルスペイで釣り下りました。久しぶりなので、キャストがバラバラ…。感覚が戻るまで大変、大変…。

 フライは風呂場とおなじように(風呂場と違ったら困るのですが…)うまいこと泳いでくれていますが、ど~も反応がない。

 太陽が上がってくると、ユスリカのハッチが始まりました。足下をよ~く見てみると、くねくねと泳ぐユスリカのピューパが。

 少ないもののライズも見られ、俄然やる気がみなぎってくる。

 ラインをフローティングにチェンジ。

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 ビーズヘッドをドロッパーにして、ソフトハックルでユスリカのピューパを演出。フラットな流れをゆっくりとスウィング…。

 やっときました。ゴ~ンときました。久しぶりの感触。振り返ってみると昨年の8月。カラフトマスを釣って以来の一匹。

 魚の動きを感じながら、楽しみながらも、早くランディングして顔を見たい!そんな一心でした。

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 写真があまりうまく撮れませんでした。ぴかぴかのニジマス。

 川が教えてくれた今日の魚の状態。心穏やかに自然をよく見ること。もう一度自然が教えてくれました。

 フローティングラインとシンキングリーダーの組み合わせで、水面直下を狙う釣り。早春のオホーツク の釣りには効果的かも。いつもシンキングリーダーは4種類ほど持ち歩いています。かなり便利なのでオススメです。

 風が冷たく、体が冷え切って、キャストがふたたびバラバラになったとことで今日は終了。

 初釣行で、初ヒット。今年はいいシーズンになるかな?

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2008年3月28日 (金)

ボビンインプレッション

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 タイイングに欠かせない道具。ボビン。最近ちょっとボビンにこっています。

 というのも最近の私のタイイングは細いスレッドを使うことが多くなって来ました。ほとんど8/0で巻いてます。ヘッドも小さくまとまるし、細いスレッドの方が少ない回転数でバチッとマテリアルを巻き止めることができるように感じるからなんです。

 それで、セラミックで出来ているボビンがスレッドを切れを起こしにくく、スレッドワークがスムーズなんですね。まあ、私の力加減にもよるんですが、私として理想のボビンを求め続けているわけなんですね。

 それで、最近よく使っているボビンを紹介するとともにそのインプレッションでも書いてみようかと思ってる次第です。

 あくまで私の私見ですのであしからず。人それぞれ使いやすさは色々だと思いますので私見です。

 写真右からオフト、TMC、Griffin、C&F、Pazdesign。この5つが先発ローテーションです。

①オフト

 スーパーストロングスレッドを使う時にこのボビンを使います。ぐっと力を入れてタイイングが可能なので、クッリプヘアを作る時に登板機会が多いですね。非常に値段が安かったような気がします。ショップの店員さんに、これ安いけどいいよ~って言われて使っています。確かに値段の割にいいですよ。

 ファイターズの投手に例えるならば、最後を力強くぴしっとしめてくれる、マイケル中村投手のようなボビンです。(注:私、日本ハムファイターズの熱狂的なファンでございます。この投手にあてはめたインプレッションは私の自己満足、独断と偏見ですので読み流してください)

②TMC

 セラミックボビンで軽くて使い回しがいいです。カーブしたボディーが手にフィットしてくれます。使っていて疲れが少ないです。もちろんスレッド切れもほとんどありません。ストレスフリーのボビンです。ちょっと高いけど、これ1本あればほんとに重宝します。安いのたくさん買うよりこれ1つ買ったほうがいいかも…。

 武田勝投手という感じ。いつでもコントロールよく活躍してくれるそんなボビンです。

③Griffin

 バランスが非常にいいです。細身のボディーがまたいいんです。ダビングワックスのつまりが少ないですね。力が伝わりやすいそんなボビンです。まだ使い始めてまもないので力加減がつかめていないので、ちょっとスレッドが切れやすいかな…という感じはします。 

 期待の移籍組。藤井投手。そんな感じですね。これからじっくりなじんでもらいます。

④C&F

 この5つの中で一番高いです。さすがに手にフィットするその感覚は素晴らしいです。スレッド切れも起こりにくく、力のコントロールがうまくできますね。ただ、弱点はワックスがよくつまります。他社のボビンスレッダーが通りにくかったりでちょっと使いにくいところがあります。う~ん。でもいいんだよなぁ…。まあなだめながら使ってます。

 グリン投手ですねこのボビン。

⑤Pazdesign

 これめちゃくちゃいいです。ゴールドサーメットという物質でできたリングを使用しているらしく、スレッドがまあなんともスムーズに、切れることなく、思うがままに出て行く、素晴らしいボビンです。今の私の中ではエースです。ミッジなどを巻く時に使う細いスレッド用に開発されているようです。

 間違いなくダルビッシュ投手ですね。絶対的なエース!

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 この5種類をスレッドによったり、気分によったりで使い分けています。手の延長というか、体の一部のようになってくると道具には愛着がわいてきますね。

 欠かすことのできない相棒達です!

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2008年3月26日 (水)

ネタ帳

 フライキチガイの私、パターンブックをパラパラやるのが楽しみの1つ。日本の本でも洋書でも何でもかまわないのですが、フライがたくさん載ってる本を眺めるのが好きである。

 気になるフライが載っているページにはすかさずポストイットをはっておくわけです。何度も何度も繰り返し見ていると、その時の気持ちの状態なのかなんなのかよくわかりませんが、気になるフライが変わってくる。以前、チェックしていたフライが何で気になったのかよくわからない…なんてことが多々あるわけですね。

 ここ数年そんな気になるフライに出会ったときや、突発的にひらめいたフライをメモするようにしています。なぜかというと、何のことはないのです。すぐ忘れるから…。

 以前、かなりいいアイデアを思いついて、よしそのうち形にしようと思っていましたが、すっかり忘れてしまって、もう悔しいったらありゃしない…2,3日もんどり打って苦しみました…(笑)。そのアイデアは今でも忘却のかなたへ…。

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 「トラベラーズノート」をフライノートにしております。フライのアイデア、デザインだけでなく、釣りに関することはこのノートに書くようにしています。

 いつでも直ぐメモすることができるようにいつもカバンの中に入っています。

 人がよいアイデアを思いつくのは「馬上、枕上、厠上」という中国の言葉があるようです。ほんとにふとした時に「おっ」と思うアイデアが生まれるものですね。私はよく風呂でひらめきます。特に温泉で。でも、あまりに気持ちよくてそのまま寝てしまって、さよならしたアイデアもありますね…。

 そんなこんなで最近はメモなんです!

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 こんな風に適当に書きまくってます!

 このページは最近光明が見えてきたストリーマーのデザインスケッチ。書くことで頭がスッキリして、イメージもわき、タイイングもしやすくなります。

 メモしたことで安心して忘れることができますよ。

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2008年3月23日 (日)

ストリーマーの光明

 体調がかんばしくなく、春の絶好機を逃したような気がします…。川は雪代が入り始めているようです。フライも準備したのですが、体がどうにもこうにも言うことをききません…。

 のんびり体を休めながらタイイング。

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 最近、形になってきたキールスタイルのストリーマー。アクアマリンカラーで。

 この手のフライを巻く時にいつも悩んでいたのが、柔らかいマテリアルをつかうと、沈んでいく時にマテリアルがシャンクからはなれて型くずれを起こすことでした先日もブログに書きましたが、今のところの解決策としてオーバーウィングにハリのあるバックテールを折り返して結ぶ方法です。

 あれからもいろいろと考えたり、リンクをしてくれているみなさんのアイデアをいただいたりで試行錯誤…。

 このフライ、風呂で泳がせてみると、

 「お~、なんかいいんじゃない!」いつもは風呂場でニヤニヤ程度の怪しさだったのですが、今日は奇声を出してしまいました…。だって、いつになく手応えを感じているのです!

 このフライ、色んなヘアマテリアルを使いました。

 テールは、カシミアゴートヘアをポーラーベアのイミテーションヘア(まっすぐなヘアでハリがあります。正式な名前を忘れました…確かシンセティックだったと思いますが…)でカバー。

 ウィングは、下から白のカシミアゴートヘア、ポーラーベア(本物)、ピンクのカシミアゴートヘア、そして一番上がバックテールの青。しなやかによく動くカシミアゴートヘアをポーラーベアやバックテールでカバーしました。

 その結果、型くずれも起こらず、テールもウィングも全てのマテリアルがお互いのいい所がぐっとまとまって、水中で動いているような気がしました。

 止水でも安心して使えるフライになったかなと感じています。イトウさんも呼んできて欲しいフライなのです!

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2008年3月16日 (日)

ダービーズスペートフライ

 今日はこんなフライを巻いてみました。

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 「ダービーズスペートフライ」というらしい。以前備前貢さんのブログで紹介されてずっと気になっていました。

 必殺のヘアウィングパターンらしい。

 スロートはレオンサドル、ウィングは山親父ヒグマのヘア、そしてオーバーウィングにゴールデンフェザントのクレスト。輝き系のマテリアルを組み合わせてみました。

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 ヒグマのヘアは輝きというか、光の透過性というか、たまらなくいいんです。クレストとの相性も抜群のような気がします。

 ヒグマのヘアの毛先はあまりびしっとそろえずにファジーな感じに。あくまでぱらっとした感じで、透過性を意識して…。

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 光にかざしてみると…。晴れの日の日中に力を発揮して欲しいです。

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 ウッドダッグが品切れ…。ウッドダッグなしバージョン。ちょっと寂しい感じはありますが、これはこれでアリかなと…。

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 ヒグマのヘアのキラメキに期待大です!

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2008年3月14日 (金)

心静かに…

 心静かに、春感じる夜。

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 25年くらい前のマスタッドのフック。スプロートベンドで全体に丸みを帯びたようなプロポーション。シャンクからストンと落ちたようなアイ。

 何とも言えない時代を感じさせるフックです。このフックにタイイングしていると優しい気持ちになれました。

 何かに追われるような日々からふっと解きはなってくれるようなそんなタイイングの時間。

 シンプルなウェットに。結構なヘビーシャンクなので、ちょっとした深みを狙うときにしっかり沈んでくれそうです。

 テール、スロート、ウィングはどれもコック・デ・レオン。

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 スロートに使った、ヘンサドルブラック。黒光りがなんとも言えません。

 心静かに巻いたフライで心静かに釣りをしたい。今年の目標です。

 「Study to be quiet」

 シンプルなウェットフライとちょっとオールドなフック。安らぎを感じるひととき…ほっと一息ついた週末です。

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2008年3月 9日 (日)

春の気配

 今日はあったか~い!でも風強~い…。

 春の気配が確実に感じられます。我が家の屋根にくっついていた巨大な板氷も先ほど爆音を立てて落下しました。あったかいんです今日は!

 来週あたり近場にでも行ってみようかなぁ…春アメマスに逢いに…なんて思っていますが、どうなることやら…。

 バードシュードヘアを使ってストリーマーをタイイング。今日のカラーは「ピーチ」P1020459

 先日のフライと巻き方は同じ。

 オレンジとブラックの組み合わせってとても効果的だと思うんです。なぜか釣れるカラーコンビネーション。

 ボディーのアイスタブは数年前にはまって使いまくっていました。ふわっとした柔らかさのなかにキラキラのラメが入っているのがなんともイイ感じなんですね。

 同じHARELINEのクリスタルタブもすごく使えますね。ちょっとしたキラキラが入っているタブをボディーに使うとアピール大。

 ちょこっとヒカリモノが入っているのがいいんだな。フラッシャーブーなんかもたっぷり入れてギラギラ効果絶大といきたいところですが、一本くらいこそっと入れておく方が水に入ったときのアピール度は大きいと思います。

 それにしても今日はほんとに春っぽい。我がタイイングデスクは窓に向かって設置してありますが、西日の直射日光がもろに当たって2本巻いて汗だくになりました…。

 春はやっぱりいいなぁ

 

 

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2008年3月 3日 (月)

ポーラーシュリンプ

 昨日はストリーマーパターン。しばらく量産体制に入ろうかと思っていたのですが、移り気な性格上またスペイパターンを巻きました。

 スペイフライの洋書をいつもながらに読むではなく、眺めているとど~にも、こ~にもスペイパターンが巻きたくなるのです…。

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 ポーラーシュリンプ。

 白と赤のなんともおめでたいカラーリングのフライですね。色の組み合わせを考えても釣れそうなフライです。スペイ風に巻きました。

 ウィングをポーラーベアのヘアウィングスタイルにも巻いておこうと思います。

 赤やオレンジは魚が大好きなカラーですね。大河の釣りにもってこいのフライ、そんな気がするんです。

 ストリーマーパターンを量産しなくては…。

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2008年3月 2日 (日)

なんかいいマテリアル

 3月ですね!春よこい!釣りに行きたい…。あ~流氷が戻ってくるし、海サクラに挑戦しようかなぁ、なんて思っていたのですが、これで釣りしたらクリオネが釣れそう…ダブルハンド#10-11でクリオネ釣るのも悪くない?!(笑)

 まあ、冗談はさておき、先日、旭川の行きつけのフライショップでちょっと気になるマテリアルを仕入れました。

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 バードシュードヘアという人工素材。ゼブラ模様がなんともイイ感じなんです。すぐこれが目について、物色していると店長曰く…

 「それいいよ。人工のマラブーみたいな感じ。去年はイトウも釣れたし。アメマスにもいいかもね。」

 はい!即購入!

 いいよ、釣れるよ、○○よりいいかも、○○釣れたよ…

 私はこの手の殺し文句に弱い。そんなに高価なマテリアルでもないし、いいと言われたモノすぐに使ってみたくなるのが私の性格…悲しい性格ですね…。P1020449

 

 結局チャートリュースと他2色も購入。今日はアメマス大好きカラーチャートリュースでタイイング。

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 杉坂隆久さんの釣れ釣れパターン、ルードボディーストリーマーのスタイルで巻きました。キールスタイルで泳ぐこのフライ、バランス抜群、根がかりも少なく本当に素晴らしいフライなのです。

 オリジナルはマラブーを使うテールとウィングをバードシュードヘアで。ボディーはメルティーヤーンを使わずアイスタブを使ってます。もはやルードボディーではないのでルードボディーストリーマーとは言えませんね…。ボディーの下はヒロカのマイラーチューブでカバーしました。ヒロカのマイラーチューブは扁平でとても扱いやすいですね。

 オーバーウィングにはバックテールを使いました。シュードヘアはとても柔らかいので水に沈んでいく途中、フックから離れてしまい、フライが型くずれを起こしてしまいました。

 流れのなかでスウィングをしながら釣るにはあまり影響はないと思うのですが、少しでも長い時間フライのプロポーションが崩れないでほしいので、私は柔らかいマテリアルをウィングにするとき、ハリのある堅めのマテリアルをオーバーウィングに結ぶことが多いです。

 風呂でユラユラさせると、フライが沈んでいくときもフックシャンクとウィングが直角になるようなことはなく、平行まではいかないまでも、フライの型くずれを補正することができました。

 バードシュードヘアいいいですよ!なんとも艶めかしいユラユラです。水にはいるとゼブラ模様が浮き出てくるし!

 「こりゃいいわ!」

 風呂場で妖しくほほえみを浮かべるクレージーです。

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