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2009年7月

2009年7月30日 (木)

まだまだ…

 今日はやっと、青空が見えました。
 いつぶりだろうか…長雨で川は泥濁り…釣りになりません…今週末もおそらく無理…あ~あ。

 そろそろカラフトマスの便りも聞こえてくる季節。しかし、泥濁りの川が海まで濁らせています…。
P1080026  今日の夕方、踊る銀鱗を探しましたが、な~んもいない。

 まだまだ、これからですね。

 焦らず、騒がず、心静かに待ちましょう。

 こういときこそ、最盛期に向けて準備、準備。

 リールにラインを入れたり、フライを巻いたり。

 カラフトマスフライは、いつものこれ。
P1080039  ケムンパスシリーズ。

 赤、オレンジ、ピンク。
 実績のあるカラーを中心にタイイング。

 早くカラフトマスに逢いたいなぁ~。やっぱり心落ち着けてなんて無理ですね(笑)

P1080031  海辺に咲いていた花。

 こんな花を見ながら心を落ち着けようと思います。

 もう少し…

 もう少し…

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2009年7月23日 (木)

そろそろ…

 そろそろ、こちらの原色フライの皆様の出番。
P1080018  海の弾丸ライナー、カラフトマスのシーズンが目前に迫ってきました。

 ドラグを鳴かせる、あの突っ走りを思い出すだけでゾクゾクしてきます。

P1080025 ↑ 今年は、コレを見てしまい…多大に影響をうけてしまったわけで…走る準備もしているわけで…
 そういうわけで、今年もカラフトマスを堪能したいと思っているわけです。

 なんだか「北の国から」の純君調の口調になってしまっているほど、コーフンが高まってきているのですね。

P1080014  今年はこんなタックルでやってみようかな。
 G・Loomis GIX#8 10フィートのシングルハンド。

 これで釣れたら最高!

 なぜシングルかというと、やっぱりランニングダウンザマンの影響でして…。

 でも。きっとダブルハンドも振ると思います…。
 いろいろ遊びたいんですね。あんまり欲張るとだめですかね…。

 年に一度の弾丸ライナー。

 青い海に、青い空…突っ走る魚。

 一緒に走ってくれる皆さん、募集してますよ~。

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2009年7月12日 (日)

「蝦夷スペシャル」力学的フライ

   先日、イトウに効果があった、ヒグマのヘアを使用した「蝦夷スペシャル」。
P1080005 このフライにはちょいと物理的というか力学的な隠し味が含まれているのです。

 ウォディントンシャンク25㎜にフックはオーナーSSW#4のイントルーダースタイル。

 オーナーSSW#4のフックを使って、いつも通りに巻くと、どうしてもフックの方からフライが沈んでしまってバランスが崩れ、よい泳ぎをしてくれません。着水と同時に水平、もしくはアイ側から沈んでくれるのが理想。

 どうしたもんだか…色々考えたわけです。ただやみくもにアイ側にシンカーを巻き付けてもなかなかうまくいかず…、どうしてもフックの方から沈んでしまうのです。

 そこで、ちょいと学生の時に使っていた力学の教科書を開いてみたのでありますね。そうすると、渡りに船?この悩みを解決してくるような、力学的な考え方が示されていたわけです。
 それがこれなんです。
P1080007 バランスを保つためには図のような状態を作り出すことが必要なんですね。m1がフック、m2がアイ付近に取り付けるシンカーと考えればいいわけです。
 フックからできるだけはなれたところに、つまりアイのぎりぎりのところにシンカー集中して取り付ければいいわけです。まぁ、テコの原理に近いですね。そうすれば重心Gが決まり水平もしくはアイ側からフライが沈んでいくことになります。

 実際に巻いたのがこんな感じです。
P1070993  アイのところに、レッドワイヤを2本縒りにしたものを3列にして巻き付けてあります。
P1070995 こんな感じ。これで、フックとのバランサーとして機能してくれます。沈めるためのシンカーとしではなく、あくまでバランスをとるための細工です。

 それから、フックとレッドワイヤだけだと下の図のようになってしまいます。
P1080009  そこで大切なのが、2枚目の写真の上向きの力Fなんです。
 重心からフライを上側に持ち上げる力が必要なんです。

 こんなところにティペットを結ぶわけにはいかないので、またいろいろと考えてみました。(これが結構楽しいのです、ムフフ)

 ここで登場するのがヒグマのヘアなんですね。ハリとコシがあって水からの浮力を受けてくれます。力Fは水の浮力を利用してみようと思ったわけです。それでオーバードレッシング気味にヒグマのヘアをテールとウィングにして、水の浮力を受けるようにしてみたんです。

 そんなこんなで、たまには頭を使ってリキガクテキにフライを考察してみたわけです。風呂場で実験してみると、思惑通りにフライはバランスよく泳いでくれたわけです。

 よ~し。よ~し。

 さすがは物理学!地球からロケットを飛ばすだけのチカラはダテじゃない!(←って当たり前か…)

 理論と実態がかみ合った瞬間って結構快感です!
 この法則を頭に入れながらタイイングしていけばバランスのいいフライが出来上がるはずです。あとはタイヤーとしての腕…それを磨かなくては。まだまだ、修行が続きます。

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2009年7月 4日 (土)

イトウ巡礼~山の神と湿原の王者~

 本日第2回目のイトウ巡礼へ。
 久しぶりに深夜に出発し、明け方から釣りを始める作戦に。潮周りが朝6~7時が引き潮。そうなれば川の河口域に流れが発生するはず…そうすれば魚も動くのでは…そんな策略を思い描いておりました。

 天気は曇りで小雨。7月とは思えない気温…。寒い…。

 前回と同じタックルでキャストを開始。
 岸際に小魚がちょろちょろ。ボイルも少々見られる。
 「今日も岸際かな…」
 シューティングヘッドSTL#11タイプⅢを使って早めのリトリーブで狙います。

 今回は、ヒグマのヘアを使ったイントルーダスタイルのフライを作成していきました。
P1070938  アイヌの方々はヒグマを「キムンカムイ」と呼び、山の神としています。山の神が湿原の王者イトウをひきつけてくれるのでは…と入魂して巻いたフライです。

 名前は「蝦夷スペシャル」としました。

 ウォディントンシャンク25㎜、フックはオーナーSSW#4。
 フックを#4にすると、これまでのイントルーダスタイルの巻き方だとバランスが崩れてフックから沈んでしまう難点がありました。今回試行錯誤を続けてやっとヘッド側から沈んでいくフライにすることができました。隠し味はボディーのヘッド側のふくらみと、オーバードレッシング気味に巻いたテールとウィングのヒグマのヘアです。

 このフライの詳細は後日また…結構色々考えたんです…ない頭ひねって…ちょっと物理の力学を応用したりして…学生時代の力学の教科書なんか開いたりして…。

 そんな願いがたくさん詰まったフライをティペットにむすび、黙々とキャストを繰り返します。魚からの反応がないまま、時間が過ぎていきました。ポイントも変えながら、岸際をしつこく、しつこく…。
P1070932  濡れたフライはこんな感じ。
 ウィングにちょっとだけ入れたモルフォファイバーが妖しく光ります。
 水中でもヒグマのヘアが輝き動きとも予想通りに動いてくれました。
 リトリーブすると上下にジグザグにダンスをします。

 なぜかこのフライを交換する気になれずひたすらキャストを繰り返していました。

 突然その時がやってきました。
 じわっと押さえ込むようなアタリ…小さなアタリ…。
 ほぼ反射的にロッドをゆっくり立ててアワセを入れている自分がいました。

 ぐ~ん

 魚のパワーが伝わってきました!ヘッドシェイクと強烈な走り。
 G・Loomisカスタムロッド#11/12がしなります。私の最強ロッドが、こんなに曲がるの!ってくらい曲がりました。

 上流に向けて一気に走られます。パワーと重量から大物イトウであることがわかった瞬間、心臓はバクバク…。

 「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせ、ロッドでためをつくりながらファイティング。ロッドの腰の強さ、そして魚の動きが的確に伝わってくる繊細さ、剛と柔を兼ねそなえたロッドだと実感します。

 よってきたかと思えば、また走る…

 ドラグがうなり、ヘッドシェイクが伝わってきます。

 やっと魚体が浮き上がります…ユラ~っと水中で揺れる巨大なイトウ…。

 「でかい」

 間違いなく、私の最高記録となるイトウとのファイト。幸せでした。

 そして、やっとネットにランディング。
P7030064 記録更新となる一匹。

 でかい頭。

 太い体。

 銀色の魚体。

 大きな尾びれ。

 P1070930

 完璧なイトウ。

 湿原の王者の風格。

P7030066  大満足の一匹。

 山の神ヒグマが釣らせてくれた、湿原の王者。

 何回も何回もまき直し、風呂場でスイムチェックを繰り返した甲斐がありました!

 本当にうれしい一匹となりました。

 夢の記録まであと少し。また、でっかくなったら勝負しようね。

 湿原の王者は何事もなかったかのように、ゆっくり川に戻っていきました。

 時刻は朝7時くらい。引き潮で流れが出始めた川で作戦通り。フライも思惑通り。

 う~ん。また王者に会いに行こう!

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2009年7月 1日 (水)

ドデカドライフライ

 先日の、いわなっちょさんとの釣行で、私のドライフライの概念がぶっ壊れました。
 ドデカフライに飛びつくビッグレインボー。これに興奮しないわけはない。面白くないわけがない!
 ということで、私もドデカフライを量産中なんです。
 最近、めっきり巻かなくなったドライ。ウェットでの釣りが好きなので最近はウェットばかり。イブニングライズもウェットで釣るのがたまらなく面白い。

 でもねぇ…あの大口開けてとびかかるマスを見ちゃったらねぇ…やってみたくなっちゃいますよ…。

 見よう見まねでシュティミレーターを。
P1070909  これでくるかなぁ~。

 がばっちょと…

 夏にはこんなのもどうかなと…。
 バッタのパターン。
P1070905  ちょいとレオンのタイドチャートリュースを入れて、足っぽくしてみたのですが。

 ちょっとやそっとじゃ沈まないようにしてあります。

 わざと引き波立てて魚を誘って…

 どっぱ~ん

 って魚が来たら最高…。

 さてその最高の瞬間が訪れるかな…。

 やってみなけりゃわかりませんね。

 新しい楽しみがまた1つ。

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