すごい風でした…すごい雨でした…。
この週末にやってきた低気圧にやられました。H爺さんといわなっちょさんと道東アメマスツアーを企画していたものの、当日の天候は暴風雨とのことで、進路を北へ変更…。
しかし、北の幻が住む川も吹きさらしの風…。
何とか釣りになる場所はないものかと、北を走り回る…。
今回は、いわなっちょさんが初めてダブルハンドロッドに挑戦するという目標を掲げての釣行。遠方から夜を徹してのロングドライブをしてきてくれたいわなっちょさん。なんとかダブルハンドを振ってもらいたい。
そんなこんなで道北を彷徨…。
何とか釣りになったのは、北の大河。でも雨と風は依然強いままだが、此処まで来たらやるしかない!気合いを入れて完全防備で川に立ちました。
大河の流れは太く、重たい。こんな大河を目の前にするとどんな魚が待っているのかワクワクドキドキでテンションが上がってしまいます。
まずは、いわなっちょさんへダブルハンドキャストのレクチャーを…といっても私のレクチャーは2,3分で終了…ごめんなさい、いわなっちょさん。人に教えてあげるほどの腕もないし、まぁ~「習うより慣れることが重要」と思っちゃいまして…。
降り続ける雨にも、吹きすさぶ風にもマケズ、いわなっちょさんはロッドを振り続けたのでした。
H爺さんはじっくりとレクチャー。
いつも優しく丁寧に、釣りを教えてくれます。
H爺さんのお人柄が表れています。
こんな嵐の中での釣りでしたが、気の合う3人がそろえば、これはこれで面白いんです。
車の中での釣り談義、食事中の釣り談義…尽きることなく会話は弾みます。
魚が釣れればそれにこしたことはないのですが、ロマンを胸に北の大河に立ち込み、同じ時間を自然の中で共有するこの感覚がたまらなく好きなんですね、私は。
風が唸りを上げて吹いていっても、雨が土砂降りになってもなぜか顔には笑顔。これが釣り人の生き様。同じ想いをもっている仲間がいることがやっぱり心強いし、仲間と共に過ごす時間がたまらなくいいんです。
3人で大きな深みをねらいます。きっとこの流れのどこかに魚が潜んでいることを信じて。
スカジットキャストでT14のシンクティップを川底へ送り込みます。久しぶりのスペイキャスト。すか~んと飛んでいくと気持ちがいいのです。何度も何度もフライを送り込みますが、魚からのコンタクトはなし。
「川の中の一本の杭と化したが、絶域の水の冷たさに声もだせない。
芸術は忍耐を要求するんだ」
開高健大兄の名文句を口ずさみながら…。
ロマンは北の大河に置いてきました。また来るときまでに、そのロマンはきっと大きくなっているはず。
3人で過ごした、嵐の中の釣り。深い思い出として心に刻まれることは間違いなさそうです。
「It needs patience,patience,patience,patience」
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