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2009年12月

2009年12月30日 (水)

年末のタイイング

 今年もあとわずかで終わりますね。

 まさに年の瀬。テレビでは、恒例のレコード大賞をやってます。
 なんか知らないアーティストばかり…年末に来て、「あっ、今年はこんな歌が売れたんだ…」と気づくのです。う~む。

 まぁ、そんなこんなで2009年も終わる間際ですが、クレージーは、夜な夜な、あやしくブキミな笑みを浮かべながら、羽根をナデナデしながらフライを巻いているのでした(笑)

 タイイングデスク周りの大掃除もせず、デスクは常に臨戦態勢。
P1100547  ご覧のように散らかったまま…。

 少しは片づけたんですよ。これでも…。

 最近、面白いマテリアルを入手。
P1100529  MINI-BOというらしいのですが、ヘンハックルのコンプリート。
 これは、黒に近いダンカラー。ぼや~っとうっすら輝く羽根。
 柔らかくしなやかな感じ。
 各色取りそろえてしまったので、使わずにはいられない衝動に駆られてタイイング。

P1100541  ナンバーワンをマイナーチェンジ。

 スロートに使ってみました。

 あと何カ所かマイナーチェンジを施したのですが、結果はどうなるか…来年の川で結果を出してくれるのか…楽しみなところです。

P1100544  こちらは白のハックルを使って。
 年末大サービスで、大事にとっておいたブルーダンターキークイルを使いました。
 ボディーには、ミンクのファーをダビング。水の中で良く光るマテリアルです。

 ターキークイルを引っ張り出すと、もう一枚目に飛び込んできたのが、シナモンターキー。

 これも、年末特別大感謝祭と勝手に祭りをでっちあげ、
 「おりゃ~」
 と気合いを入れて、ハサミを入れました。
P1100569
P1100531  そんで巻いたのがこれ。
 徹底的にコパー色にこだわってみました。

 ボディーにコパーのフラットティンセル。スロートにはヤマドリのフェザー。

 「いい感じ~」

 何だけど、結果はやっぱり来年の川に持ち越し。う~ん、楽しみ。

 いつものように徒然なるままにタイイングをして過ぎ去っていく一年を振り返るのもいいものですね。

 タイイングデスクの周りには今年釣った魚や一緒に釣りに行った皆さんの写真があります。
 

 み~んな笑顔です。
 

 今年もいい魚に出逢えたことに感謝。

 一緒に釣りに行ってくれた皆さん、楽しい時間をありがとうございました。深く感謝します。

 そして、いつも戯れ言ばかりの、このブログに立ち寄って頂いている皆様に心から感謝いたします。

 やっぱりね、いつもいってますが、フライフィッシングは知らないうちに、人と人をつなぐ不思議な遊びです。釣り人の輪が広がっていく喜びを感じられる一年でした。ありがとうございました。

 皆さん、よいお年をお迎え下さい!
 

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2009年12月23日 (水)

うなじの羽根

 寒い…。あ~寒い…。冬なんだから仕方ないんだけど…こんなに一気に寒気が押し寄せてこなくてもいいじゃない…。

 鉄頭ねらいに行こうかとも思っていたのですが…こうも寒いと…しかもなんか急に寒くなったような気がして、そんなこんなで川には行かず、家にこもってタイイング。

 羽根をナデナデしながら、どんなフライを巻こうかと画策…。目に止まったのがネックフェザー。
P1100519  こちら、カラスのネックフェザー。

P1100509  これは、スペックルドフェザントのネックフェザー。

P1100526  そんでもって、手のひらサイズの真っ赤な鳥さんのフェザー。

 この小さな羽根を丸ごとテールに使ったフライを巻いてみました。

 たしか、備前さんもこんなフライを巻いていたはず…ネタ帳をぱらぱらやるとやはりスケッチが残っておりました。ぴかっと閃いたらすぐ実行しないと忘れるので、集中して巻き巻き…。

P1100494  カラスのうなじの羽根をテールに使ったパターン。

 結構、ハリがあっていい感じ。
 ハックルはブラックレースのパープル。

 なんか

 「いい感じ~」に仕上がったのでカラスのうなじをいろいろとつかってみることに。

P1100500  こちらは、ハックルにレオンをパラッと。

 う~ん。夏向きな感のフライですな。

P1100481  今度はスペイフックに。
 どんどんアレンジをしていくのが楽しいのです。
 カラスのうなじの羽根はファイバーが密生していないけれど、こうやってテールにしてみると、かなり存在感があるように思います。

 このフライのウィングはコック・デ・レオンのサドルハックル。

 ちょいと、しかじかの細工をほどこしてまとめてみました。考えていたより、うまいこといっちゃったもんだから1人ほくそ笑んでしまいました。

 レオンのウィングでもう一本。
P1100489  テールはスペックルドフェザントのうなじ。

 白と黒のシマシマがなんともいいんですね。

 ウィングのレオンはナチュラルダン。最近入手してグレーに輝く羽根に惚れています。

 完全に徒然なるままのフライになってくる…こうなると楽しくて仕方ない…(笑)完全に自己満足の世界へ突入していきます。

P1100504  手のひらサイズの鳥ちゃんのフェザーはテールにすると存在感抜群。

 「う~む。いいかもしんない…」

 釣れそうな気がする~。

 ちっこいフェザーをテールにするパターンしばらくはまりそうです。

 バリエーションが無限に広がっていきます。

 コンプリートの羽根があるとこんなこともできるんだと再確認。

 羽根いじりは楽しいなぁ…やっぱり…。

 さて、次は何巻こ…。

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2009年12月14日 (月)

フライフィッシャーの忘年会?

 今年もあと3週間となりました。

 気の合う仲間と釣りに行った日々を振り返ろうと、忘年会を開催しました。
F0153018_20382054  忘年会は「年忘れ」の会のはずですが…フライフィッシャーが集まると、「今シーズンの振り返り」の会となり、フライフィッシング四方山話に話が広がっていきます。

 フライフィッシングの話は尽きません。

 ●今年、足を運んだ川と魚たちのこと。

 ●ダウンクロスで釣った遡上アメマスのこと。
   なぜ突然補食モードにスイッチが入るのか、依然ナゾ…。

 ●魚はどこまで色を認識しているのか(ちょっと科学的)。

 ●フライマテリアル放談

 ●「ランニングダウンザマン」のオホーツクカラフトマスバージョンを自分たちで撮影しちゃおう計画。

 ●フライタックルいろいろ話。

 まぁ、そんなこんなで、居酒屋の片隅は異質の雰囲気が漂っていたのでした(笑)。

 やっぱりね、フライフィッシングは不思議な遊びです。だって、知らない間に、大切な仲間との絆が出来上がっているんですから。

 ただ、フライフィッシングを楽しんでいれば、人生の幅を大きく広げてくれる人達に出逢うことができる…こんな素晴らしいことってないと思うんです。

 人と人とがつながり、輪ができること。
 私はとても幸せなフライフィッシャーだと思っています。

 昔からの知り合いのように接することができる、大切な釣り仲間。私の人生の宝です。

 P.S
  来年の夏。ホントにランニングダウンザマン オホーツクバージョン作りましょうね!
  心あたたまる話がたくさんできて嬉しかったです。ありがとうございました。
  また、飲み ましょう!そして、また、川で逢いたいです!

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2009年12月 6日 (日)

リスペクトタイヤー

 心から尊敬するフライタイヤーがいます。

 備前貢さん。

 念願かなって、札幌テムズで行われた備前さんのタイイングデモに行ってきました。

 憧れの人を前に、テンションが上がりっぱなし。繰り出されるテクニックは目からウロコ。

 関西弁での楽しいおしゃべりとともに、備前ワールドが広がっていきます。

 既製の概念にとらわれず、自由な発想で次々と巻き上げられるフライ達。生命観にあふれ、備前さんなりの理論が詰め込まれています。

 ウェット、ドライ、ニンフ、ストリーマーどれにも、マテリアルの特徴を的確に捉え、良さを発揮させるタイイングにはすごみすら感じました。

 今回のデモで特に印象に残ったのは、獣毛の特徴をうまく利用した方法。
P1100389  ハックルの部分はリスの背中の毛。
 襟巻き状にハックリングするテクニック。

P1100398 こちらも襟巻きがついたソフトハックル。
 写真でわかりますかね。ヘッドとテールの所にキラッと光るゴールドティンセルが見えています。こういったちょっとした工夫がフライを引き立て、水に入ったときに魚を誘ってくるれ要因になるように思います。

 ファジーなフライですが、水に入ると生命観があふれる工夫が随所に盛り込まれています。
 どんな獣毛にも応用が利きそうで胸が高鳴ります。

 見事に心を打ち抜かれた私は、早速、自分でもやってみる。いいなぁ~っと思ったことは自分でやってみないとどうにもこうにも、落ち着かない性格なもんでして…。
 

 とにもかくにも、我が家に埋蔵されている獣毛たちをひっぱり出してみます。
P1100453  知人から頂いたミンクのコンプリート、リスの背中の毛、オポッサム、マスクラット、ビーバー、スカンク、レッドフォックス、シルバーフォックス、そしてヒグマ…などなど。

 これで備前さんテクニックを再現してみようと思い立ったわけですね。

P1100470  いろいろな獣毛を使って巻いたニンフ。

 一番上はオポッサムのテール、ボディーはマスクラット、襟巻きはリス。

 下段の二本はテールとボディーがヒグマ。
 襟巻きだけを換えて左がミンクで右がリス。
P1100472  ちょっとマテリアルを換えるだけで質感が変わります。

 そして、ヒカリモノをちらっと見せたソフトハックルも巻いてみます。
P1100462  襟巻きはミンクで。
 ちらっとアイに見えるティンセルの効果が期待されます。これは来シーズンのお楽しみフライです。

 備前さんのフライはホントに魅力的。備前さんにしか巻けないフライたち。備前さんのにおいが漂うフライ。一目見ただけで、「これは、備前さんのフライだ」ってわかってしまう雰囲気をもつフライ。
P1100403  いいなぁ~

P1100424  息をのむ美しさ…。

 フライを一目見て、誰のフライかわかるようなフライを巻きたい…。
 そんな自分色が全開に出ているフライを巻きたい…。

 また、新しい目標ができました。

 備前さんが言っていたとても印象に残っている言葉があります。

 「巻き上がったときに、“何かいい感じ~”って直感的に感じるフライは釣れる」

 「いい感じ~」なフライを巻けるように修行修行!

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