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2010年1月

2010年1月31日 (日)

アイデンティティ

 アイデンティティ

 自分が自分であること(←アイデンティティの定義は自分なりにはこんな感じでとらえているんですが…間違っていたらごめんなさい)

 P1100864  ここのところ、毎日数本チョビチョビと主力フライのナンバーワンを巻き続けています。フライボックスに欠かせないフライであるので、大量生産しておきたいのはもちろんなんですが、ふと「自分らしいフライ」ってなんだろうと、考えていました。

 フライを見て、誰が巻いたフライなのか解るような自分らしさをもったフライを巻きたいのです。

 「自分らしいフライって何かなぁ」って考えたらやっぱりナンバーワンに行き着いたわけです。

 どこに自分らしさがあるのか…。自分が込めた思いは…。マテリアルの使い方とフライの機能はマッチしているのか…。

 初心に返ってみようと思ったわけで。自分のタイイングを振り返る意味でも、ナンバーワンを巻き続けていたのでした。

 これまで、マイナーチェンジを繰り返してきた理由も考えてみたり。

 自分らしさがあふれたフライで鱒をかけたい。それがフライフィッシングの醍醐味でもあうと思うんです。

 考えれば考えるほどに深い…。やっぱり面白いタイイング。

P1100874  フライのアイデンティティ…。

 自分らしさが表れたフライを見つける旅は、まだまだ続きそう。

 いつの日か、一目見てもらっただけで「おっ。このフライはアイツが巻いたフライだな」って言われる日がくるかなぁ…。

 羽根バカの修行が続きます。

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2010年1月29日 (金)

刺激強すぎ…

P1100851  刺激が強すぎるDVD。

 クレージーナイスガイの皆様が、モンゴルでタイメンを釣っちゃう映像盛りだくさん。

 あ~もう、ため息しかでませんよ。こんなの見せられたら…。

 巨大なトップウォーターフライに水柱を上げて襲いかかるタイメン…でっかいのばっかり…。なんじゃこりゃ…心臓に悪い…精神衛生上あまりよくない…。

 ただただすげ~…。

 モンゴルのタイメンについて、開高健大兄曰わく…

 「蒙古の脅威だ。驚愕だ。」

 まさに驚愕…開いた口がふさがらない…。

P1100855  このへんが、私のイトウ釣りのバイブル。何度も読み返した本。

 今度のDVDはフライでばんばん釣っちゃてるもんだから、インパクトが大きいのですね。

 道中がまた面白い。夜な夜な巨大なフライを巻く。マテリアルは荷物を運んでくれるラクダの毛を切って使ったり、家畜のヤクのヘアをもらったり。

 やっぱりね、タイメンすなわちイトウにはヤクのヘアが効くんだな!

 う~む。負けてられんのだ!

 今年も行くぞ、イトウ巡礼。

 北の大河。あの川には王者がいる。ゆうに1メートルを超すヤツがいる。

 釣れる確率は低いかもしれないけれど、私のフライに引っかからないとは100%言い切れないのだ。

 「取らぬ狸の皮算用」ではないのだが、そんなこんなでいろいろと準備だけは進んでいるのです。

 いつ来るかわからない…でも、自分で納得できる準備をしておかないと、せっかくの出逢いも水の泡…そんなことになったら一生の後悔。

P1100861  イトウ用のフライは、巨大化の一途をたどり…フライボックスは増殖し続け…。想いだけは誰にも負けないくらいたっぷり詰まっているつもり。

 P1100857  今年は気合いを入れてバッグとネットを新調。

 念願のブレディーのバッグ。想いがたっぷり詰まったフライボックスを詰め込むぞ~。

 ネットは特大の折りたたみマクレーン。でかい折りたたみネットを探していたんです。バッグスタイルの私にとってこのネットは大きな見方。これまでは、特大ネットを背中にぶら下げていたのですが、ネットがバッグに絡んで肝心なときに取り外せない…仕方なく地面に置いといて、移動の時にまた拾って…を繰り返す…こうするとやっぱり肝心なときに手もとになくてイライラ…。

 「チャンスは、準備をきちんとしていた者に訪れる」

 準備は万端。

 後は、忍耐かな。

 ネットに入らないようなヤツがこないとも限らない…これもポケットに入れとこ。万が一のときのために…。

P1100863  わかる人は、わかりますよね…この軍手(笑)

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2010年1月20日 (水)

リスの襟巻きとコック・デ・レオン

 前回に引き続き、リスの襟巻きシリーズ。

 ダンダラリスの襟巻きと、ダンダラ模様の王者コック・デ・レオンのコラボさせたらどうなるか…。

 とりあえず、どんなカラーのレオンがいいものやら…。

 レオンを並べてみる。こうして並べて見ても、同じカラーは2つと存在しないのですね。これがレオンのいいところ。
P1100825  レオンをナデナデするのは最高の幸せ…。

P1100832  胡麻模様多めの金色。
 レオンらしいカラーかな。

P1100827  ライトパルド。
 明るく輝く金色が好きなんです。

P1100828 こちらは、ユニークバリアント。
 コパーゴールドいうか何というか…赤銅色に輝く羽根。
 これお気に入りなんです。

P1100829  ダークダン。淡い黒光りが、艶めかしいのです。

 あ~だ、こ~だとレオンを引っ張り出して、どれにしようかいろいろ悩んだあげく、明るめのライトパルドでウィングを作って巻きました。

 P1100837

 リスの襟巻きとレオンのウィングが一体となったような感じ。

 ボディーも下地にゴールドフラットティンセルを巻いて、リブは細いコパワイヤにヒグマのファーをよりつけたました。

 水に入ると下地のゴールドが透けて見える目論見。
P1100840  レオンのダンダラも見え隠れ。

 水に入って光り輝いてくださいな。

 天然ヒカリモノ満載の一本。

 もう一本はこちら。
P1100843  ヒゲナガを意識してみました。

 襟巻きを少々多めに。

 ヒゲナガが飛ぶ季節に水面直下をスウィングさせたい一本なんです。

 襟巻きが沈みすぎを抑えてくれるはず…。

 レオンのウィングが輝いてくれれば問題なし…だと、おもうのですが…。
P1100847  リスの襟巻きとレオン。

 ゴールデンタッグになってくれることを期待しているところです。

 思惑通りにいけばいいのですが…。

 シーズンが待ち遠しくなってきますね。

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2010年1月17日 (日)

リスの襟巻き

 カゼひきました…3日前から発熱、のど痛、寒気が続き…やっとこ復活の兆候…。

 熱にうなされ、寒気を感じながらふとフライのことを考える…。あったかそうなフライを巻こう…。

 備前さんに教えてもらった襟巻きフライを巻こう…。先日、リスのコンプリートも入手したし…。
P1100809 パインスクイレル。小型のリス。

 背中のヘアーが何とも、味のあるダンダラ。
P1100814  これで襟巻きフライをポツポツ巻く…。

 病み上がりなので、手先がおぼつかない…。しばらくタイイングから遠ざかるとダメですね~。

 そんなこんなで巻き上がったフライをご紹介。

P1100815  ヘアズイヤーをボディーにパラッとリビングして、アイの周りに襟巻き。

 モシャモシャっとした風貌だけど、水に入るとかなり「しゅっ」となります。

 が…ボリュームはあまり落ちないようにしたつもり。

 襟巻きを付けると、沈みすぎの防止と水に入ると気泡を抱きキラキラ輝いてくれます。

P1100819 ウィングある、なしの2バージョン。

 ボディーはピーコックカラーに輝くティンセルを下地にして、やっぱりヘアズイヤーをリビング。

 水に入るとチラチラと下地が透けて光るという仕掛け。

 こいう仕掛けを施しておいて、思惑通り魚が出てきちゃうと、うれしいですねぇ。

P1100835  こちらは、ソフトハックル。

 ちょっと見えにくいかもしれませんが、ヘッドに、チラッとゴールドティンセル。

 最近、マイブームのヘッドに一工夫とヒカリモノチラ見せ。

 何か釣れそうな雰囲気が出てきます。

 なんでもかんでも、襟巻き付けると、いい感じ~になりました。

 襟巻き付けるとあったかくなるような気がして、カゼ菌もちょっとか勢力減退。

 また、ふと気づく…このダンダラ襟巻きと、ダンダラの王者コック・デ・レオンを組み合わせたらどうなんだ…?

 最近、やってみたレオンのハックルを束ねてウィングをつくる方法とリスの襟巻きのコラボレーション!

 やってみないわけにはいかないな!

 気づいたらやってみないと気が済まないタチ。

 そんで、また、あ~でもない、こ~でもないと巻き巻き開始。

 これがまた、ちょっといい感じ~になりました。

 レオンとリスのコラボはまた次回。

 お楽しみに~。(←って誰も楽しみにしてないか【笑】)

 

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2010年1月12日 (火)

沖縄紀行

 旅に出た。

 妻と2人旅に行ってきた。

 行き先は、沖縄。今回で3回目だけれど、いつも新しい感覚を味わうことができる南の島。

 日本の自然はすごいなぁ。
 白銀雪の北海道から、エメラルドブルーの海が広がり、深い緑の森に覆われた沖縄まで飛行機で4,5時間。

 あらためて、この国の自然の豊かさと、懐の深さを感じてしまいます。

 なぜだろうか…南の島の時間はゆっくりと流れるような気がするのは…。日々あくせくする必要なんてないんじゃないか…。

 ささくれだった神経を沖縄の風と太陽は、優しく包み込み、修復してくれる…。

P1100714_3 心地よい青があふれて、積み重なって、そしてまた青を創りだしている。限りなく広がる青の世界。
 

心安らぐブルー&ブルー。

 絶妙のグラデーション。

 心がす~っと解きほぐされていく…。

 暖かい青。

 今回は、北部の「やんばる」へ。P1100740

 海と空の“青”に癒され、やんばるの“緑”に力をもらう。

 鬱蒼と茂った森へ。

 たくさんの生き物たちのゆりかご。

 行き先は、比地大滝。

 森の香りを胸一杯に吸い込む。

 ここに住む生きとし生けるもののエネルギーが、伝わってくるよう。

 緑に囲まれる贅沢。

 やんばるに入るという経験で自分の感性を磨きたい。
 実際に体験しないと、わからない感覚がある。その感覚から、新しい考え方が広がっていく気がする。それが人を大きくしてくれるように思う。

 だから、旅に出る。

 だから、旅はいい。

 特に、自然は多くの感覚を与えてくれる。沖縄の自然は北海道の自然とはまた違った感覚を与えくれる。
 だから、きっと この旅でもちょっとだけ考え方が広がったように思ってる。

P1100791  限りなく透明な水。

 こんな風景を見て、何も感じないなんてもったいない。

 何を感じ、何を考える?
 自問自答。
 自問自答する余裕がこの島にはあるんだな。

 ホントはいつも、こうやって何かを感じてなくちゃいけないんだろうな。

 当たり前の日常の中でも、「感じること」はたくさんあるはず。それをどうやって自分のもにしていくか。これが大切なんだな。

 「懐が深い人間になりたい。薄っぺらは嫌だな…。」

 沖縄の自然はいろいろなことを教えてくれる。ありったけの感性を解放して、受け止める。

P1100777  滝は、豪快かつ繊細。

 この地の自然を凝縮しているような雰囲気。

 開高健大兄曰わく

 「一生の思い出になるような体験をしなさい。これは一回投資しただけで何千万回と甦って利息が付く。精神に利息が付く。無駄ではない。まったく無駄ではない。」

P1090144  旅が終わって振り返ると思い出が映像のようにわきでてくる。

 うん。いい旅だった。

 自分の心が大きく広がった感じ。

 観て、感じて、考えて…。

 大きな一歩を踏み出す力になりそうな旅になったなぁ。

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2010年1月 3日 (日)

巻き初め“ヘッドにワンポイント”

 2010年の“巻き初め”は何を巻こうか…。

 いろいろ考えていましたが、いつものように徒然なるままのタイイングにしようと思い、バイスにお気に入りのフックを止めて、「う~む」と唸ることしばし…。

 ヘッドにワンポイントをいれることが、去年からちょっとしたマイブームになっているのです。
 こんな感じ…
P1100596  ヘッドにヒカリモノのティンセルを2回転ほど巻いて、ヘッドセメントでコーティングすると、キラッと輝くワンポイントに。

 備前さんの巻いたウェットにこのような工夫が凝らされていて、やってみようかなと思ったのですね。

 日本の伝統であるアユを釣る毛鉤にもヘッドがキラッと輝く工夫が凝らされています。前々から気にはなっていたのですが、実際どうやってやろうかと考えていたところに、備前さんのフライが目に飛び込んできたのでした。

 タグとヘッドのカラーを一緒にするコンセプトで、あ~でもない、こ~でもないと考えながらのタイイング。フックはやる気を引き出してくれる、ダイイチ2050のスペイフック。

 まったく、場当たり的にマテリアルをアレコレ吟味してフックに結びつけていく…。計画性がないと言われればそれまでなんですが、なんとな~くのイメージとビジョンのみで、

「ボディーはこうしよ…。スロートはこのハックルにしよ…。ウィングはどれにしようかなぁ…」

 な~んて考える新春、初巻き、マテリアルと過ごす至福の時間。

 そんでもって巻き上がったフライがこの3本。

P1100600  シナモンターキークイルをウィングに。
 サイドにはスペックルドフェザントのフェザーをちらっと。
 ちょっとお洒落になるかなと。

 正月から、マテリアルいじりをして遊んでます(笑)

P1100604  スペックルドフェザントセカンダリーのダンダラクイルをウィングに。

 この胡麻塩のような模様が水に入るとものすごいアピールになるように思います。

P1100608  最後はレオンをスロートに、ウィングはユーラシンアンビターン。

 手元にあるマテリアルをいじり倒して巻いた3本。

 問題はヘッドのキラキラ、ワンポイントは水に入るとどれくらいのアピールになるのかなぁ…。

 あくまで予想ですが、こういったちょっとしたヒカリモノが時に絶大なアピール力を発揮してくれ時があります。

 ヒカリモノでタグをつけたフライとそうでないフライで魚の反応の仕方が明らかに違うことがあります。

 水の中で、「キラッ、キラッ」と光る…ちょっとした工夫。

 フライも何かお洒落になるような気もするし。

 なんかいい感じ~なんですね。

 このキラキラがマイブーム。う~ん、はまりそう。

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2010年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます

 新年 あけましておめでとうございます。

 2010年も皆さんにとって、素晴らしい一年であることをお祈りしております。

 そして、心に残る素晴らしい魚との出会いがありますように!

P1100562  私は、今年もクレージー路線一直線で突っ走って行きたいと思います。

 今年の目標!

 マテリアルの適材適所を見極めて、フライをタイイングし、流れに入れたとき思惑通りにフライが泳ぎ、狙い通りの流し方で魚がヒットする…。

 マテリアル選びからタイイングを得て、フライをキャストし、流して、かけて…というプロセスを重視した釣りをしたいなぁ…。

 自分の感性で美しいと感じられるフライで、美しい流れから、美しい鱒を釣りたい…。それが第一かな。

 ブログの方はいつもながらに、戯れ言ばかりだと思いますが、お時間がありましたら、お立ち寄り下さい。

 今年も、一年よろしくお願いいたします。

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