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2010年2月

2010年2月28日 (日)

美しさとは…

 バンクバーオリンピックも終盤ですね。

 アスリート達の躍動感あふれるプレーや演技、涙に笑顔、どれもこれもが美しく、心打たれる日々です。

 日本チームボブスレー女子のソリが、とても美しいと話題になっていました。テレビで見ましたが、本当に美しかった。黒いボディーの中央には着物姿の女性、側面にはサクラや富士山。

 ソリの美しさは「金メダル」と世界でも絶賛されているようです。

 「日本の美」は世界の人達の感性にも響くものがあるなんだなと感じました。

 そんなアスリート達の美しさに心打たれ、感動が薄まる前に、フライに表現しようと思ったわけなんですね。

 何かが自分の感性に触れたとき、あまり考えすぎずにバイスに向かうと、いい感じのフライができるような気がするのです。

 自分なりの乏しい美的センスで美しいと思うフライを巻いてみよう…。ソフトハックルのボディーにちょっと凝ってみました。

P1100966  ゴールドフラットティンセルで下巻きして、その上からブルー、オレンジ、イエローにタイドしたポーラーベアーのヘアを巻いていきます。

P1100984  ヘッドセメントでコーティングするとこんな感じ。
 ポーラーベアーは、水に入ったり、ヘッドセメントでコーティングしたりすると透明感があふれてきます。これがポーラーベアーのいいところですね。

 「日本的な美」といえば、マレーシアペナン島を旅したときに、一目惚れして買ってきたこのチョウ。
P1110011 何か和風って感じしません?このチョウにインスピレーションを得て…

P1110002  う~ん。ちょっと緑が少なかったかな…。こちらはヤクヘアーで巻きました。ヤクもポーラーベアーと同じでよく透き通るマテリアルです。

 透き通るマテリアル…ヒグマはどうかなと思い立ちやってみました。
P1100999  なかなかに「いい感じ~」です。スカスカ気味にして下地のゴールドフラットティンセルがチラチラ見えるくらいにしました。

P1110008  今日作ったボディー達。ヒグマボディーの2本にハックルを巻いたところで、集中力が切れました…続きはまた後ほど。

 美しさとは…

 魚が釣れるフライはもちろんですが、やっぱり自分なりの美しさを兼ねそなえたフライで魚を釣りたい…。

 アスリートが見せてくれる美しさ…。

 まったく、フライとは関係がないけれど、いろんなところからインスピレーションを受け取れる感性を持つフライフィッシャーになりたい…それが自分自身の目標。

 せっかく、自然という美しい世界の中で楽しく遊ぶことができるのだから。

 自分の感性に正直に…。美しいものに感動できる気持ちを持ち続けたい…。

 国も性別も種目も何も関係ない。オリンピック選手が追求してきた究極の美。そんな美しさで感動を与えてくれた、選手みんなに金メダルをあげたいなぁ。

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2010年2月19日 (金)

ちっこいブラックキング風

 前々から、イメージしていたフライがありまして…。

 トラディショナルな名毛鉤「ブラックキング」

 少し小さめに巻けないかなと…考えていたんです。

 フックはSAWADAの「CLASSIC SPROAT #6」

 ウィングはブラウンマラードだと長すぎるので、スッペクルドフェザントで代用。
P1100961  セカンダリーがいいかなぁ~と思っていたのですが、もう少し柔らかくて、薄い感じがいいと思ったので、ウィングカバーを使ってみました。

P1100958  薄いファイバーながらも、独特のスペックルドは健在。これをストークごと切り出してスペイ風のウィングに仕立てる目論見。

P1100955  インディアンコックのブラックをボディーハックルに。写真ではわからないと思いますがアフリカクロサギのファイバーもミックス。

 スロートの白黒ダンダラはとっておきのカモさん。ものすごい霜降りですよ~。

 普段使いのブラックキング風。

 トラディショナルスタイルをアレンジするのはちょっと気が引けるけれど…やってみたくなっちゃうんです。

 夏場のゆるい流れで使ってみようかな…。

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2010年2月13日 (土)

Danger!! この男クレージーにつき

P1100916  ムフフ…先日届いた、クジャクのコンプリートとお話中…。

 完全にイカれていますな…自分でもそう思うわけで…。

 でも、クジャクのコンプリートなんて嬉しくて、嬉しくて、一緒に記念撮影。

 ブルーネックなんぞ一生分ありそうです(笑)

 それにしても、美しい鳥さんですなぁ。
P1100908  光輝くブルー。よく使うマテリアルではありますが、こんだけぎっしりと生えているとメタリックブルーが余計に映えます。

P1100906  ピーコックアイ、ピーコックハールも大量。ガンガン使っちゃいますよ~!!

 そんなこんなで、クジャクで遊んでいる今日この頃なんですね。

 とりあえずはセカンダリークイルを取り外し、蒸気をかけて成形してウィング材に。

 いつもどおり、徒然なるままのタイイングに突入していくのです。

 コンプリートで入手したことならでは!っていうような隠されたいい羽根はないのかとナデナデ。

 ありましたよ~面白い羽根が。
P1100919  肩あたりのフェザー。メタリックに輝くヘロンのような雰囲気。ストークも細くてハックリングにもってこい。

 これはなかなかにイイ羽根です。コンプリートならでは。こんな発見があるから、コンプリートで買っちゃうんですよね…。

 それでこんなフライを。
P1100938  ボディーに、見つけた例の羽根をハックリング。メタリックに輝くヘロンみたい。

 ウィングもピーコッククイル。

 クジャク三昧のフライなのですね。

 思う存分にクジャクを使い倒すこのヨロコビ…。ひとり悦に浸ります。

P1100941  こちらはもじゃもじゃ系フライ。

 オポッサムをボディーに。透き通るようなブラウン。いい色していて最近のお気に入り。襟巻きもオポッサム。

 ウィングはご覧の通りピーコッククイル。

 オポッサムと相性がいいように思います。

 ウィングは細めにしておいて、水に入ったら、オポッサムと一体化するようなイメージ。ボディーは下地にゴールドティンセルを巻いてあるので、水に濡れたオポッサムのファーの下からスケスケキラキラを目論んでおります。

 コンプリート。面白いです。適材適所にマテリアルを配置してあげられるように修行を重ねます。

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2010年2月 6日 (土)

フライフックと精神状態~ソフトハックル巻きたい症候群~

 寒い…。

 吹雪…。

 ホワイトアウト…。

 流氷接岸…。

 外は寒いのですが、しかしかしタイイングは熱いので~す!!(ひとり勝手に盛り上がってます【笑】)

P1100878  大量にフックが届いたので、テンションは上がりっぱなし。MARUTOさんのフックはいいですよ~。お財布にも優しいし!

 フックがなくなってくるとなぜかしら、ど~にも、こ~にも不安になってくるんです私…。

 特によく使うフックの残りが少なくなるともうダメ…。 これはやはり完全なるビョーキであり、フックがたくさんあると精神的に安定するんですね。

 フックを手にニヤニヤ。「何巻こ…。あれだな…。これだな…。」広がる妄想…。ムフフ楽しい…。

 こんだけフックがあると何が巻きたくなるってやっぱりソフトハックル!

 フックの数を気にしないでどんどん巻くことができるので、精神衛生上非常によろしいのです。

 テンションが上がっているので、ブラックフランコリンなど引っ張り出して、白と黒のシマシマフェザーを存分に使うのです。
P1100882  「♪白と黒のその間に無限の色が広がって~」ミスチルのGIFTを口ずさみながら…。

P1100883  ボディーはシルバーのギンギラギン。
 フラットティンセルで下巻きして、パールティンセルでラッピング。こうすると輝きが断然に違ってくるんです。

 こちらは、コカゲロウがハッチしているときに絶大な力を発揮してくれるフライ。
P1100892  コカゲロウがハッチしているとき何度もいい思いをさせてくれるフライ。

 レシピもすごく簡単。ボディーにクリスタルダブのタンを巻いて、リブにヒカリモノ、フラッシャーブーでもパールティンセルでも、何でもよし。
 ハックルは、レオンのヘンをパラッと。これで完成。
P1100903 このヘンハックルがいい味を出してくれます。柔らかく、透き通るようなファイバーです。コカゲロウの繊細な透明感ある生命感を演出してくれているのかな…勝手にそう考えて使っています。

P1100896  黒、赤、金…釣れる色を全て織りまぜてみました。巻き上がりは強烈なインパクト。何流しても反応がないとき流してみようかな…なんて目論んでいる派手目のフライ。

 果たして結果はどうなるコトやら…。シーズンが楽しみ。

 寒い日が続きますが、タイイングは熱く熱く燃えています!

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