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2011年2月 7日 (月)

ソフトハックルな気分

P1140119  な~んか、ソフトハックルな気分になって、せっせと小さなフックとにらめっこ。

 ボディーとハックルの組み合わせるのが、楽しいのですね。

 「ハックルは何にしようかな…。」

 「ボディーはどうしようか…。」

 と考えていくうちにそこいらじゅうにマテリアルが散らばってくる始末…。

P1140071  これでも一応は片付けたほうなんですが…。片付ける前にちょいと写真を撮っておこかなと思って、途中で片づけを止めた図です。

 鳥から獣毛までそれはそれは、散らかしてタイイングしておりました。

 まっ。こんな状態が一番落ち着くんですが…。こんな状態が落ち着くようになったらビョーキですからね。末期症状とも言えますが(笑)

 ソフトハックルは小さいボディーながらも、その効果化は絶大!

 私も最初は半信半疑で使っていたんですが、まぁこれがよく釣れるんですね。

 使い方としては、ドロッパーシステムのリードフライとします。特にコカゲロウなんかのハッチがあるときに絶大な効果を発揮してくるます。コカゲがハッチしていなくても釣れますが。

 ドロッパーに大きくて重めのフライを付けて沈め、リードのソフトハックルをだけを流れに乗せてスウィングをかけるといいと思います。イメージはカゲロウのイマージャーですね。

 きらきら輝きながら、水面に向かっていくイマージャー。これほど魚のごちそうのなる虫はいないんじゃないかと個人的に感じています。

 ソフトハックルの参考書はこちら。

P1140065  洋書なんですが、結構有名な本のはず。いつものように英語はからっきしなのでフィーリングでソフトハックルについて勉強(?)しました。

 こちらは、日本の伝統的な視点から書かれた本。

P1140068  なかなか、興味深い内容ですよ。一度、読んでみるといいです。おススメです。

 さてさて、フライを紹介していきますね。

P1140109  こちらは「かげろうの釣り」に掲載されている、ゴールデン・ボトム・エレガンスのアレンジ版。

 フックのシャンクには、ゴールドティンセルを下巻きしてあります。水に入るとボディーのハーズイヤが濡れて下地がスケスケに透けるという魂胆。

 筆者の加藤須賀雄さん曰く

 「毛ばりの色は、単に虫の色に似ているということだけではなく、質の感じが必要だと思われる。それは水をふくんだ色ではなく、カゲロウの肌が水を弾いたときの光と艶がなくてはならないゴールデン・ボトム・エレガンスは濡れるとクリーム色の胴が半透明になり、金色の下着を透かして見せる。それがみずみずしいカゲロウの肌のようになり、それが水を弾いたときの水泡のようにキラリと光る金色のボトムをつけている」

 う~む、なるほどとうなってしまうのだ。

 魚を誘う仕組みが巧みにフライに隠されている。見事に「意図」が巻かれた傑作です。

 こういうタイヤーの意図が表現されたフライってとても魅力的。

 名前の付け方もいいんです。

 「ニューヨークのブロードウェイのあるミュージカル劇場で、金髪の踊り子の見事なソロを見たとき、彷彿として谷川の夕暮れに短い生命を燃やして舞うカゲロウの姿を目に浮かべて名付けたものである。」

 なんかいいでしょ。

 タイヤーのイメージってどこから湧いてくるか、わからない。だから、いつもアンテナ立てていろんな情報をキャッチしようとしてるわけなんです。

 感性アンテナはいつもビンビンにしておこう。

 P1140131 こちらは、実績の高いブルーダンパターン。

 細い赤のワイヤでタグとリブを作って、乱反射効果をねらったものです。

 ボディーはミンクです。ミンクも水に入るとよく光ります。気泡を抱いて、その気泡が光るという感じです。

 魚にとって、水面に向かうイマージャーがまとうイマージングガスのきらめきは一級の食欲増進効果があるんじゃないでしょうか。島崎さんの「水生昆虫アルバム」にもゲーリー・ラフォンティーンも「ハロ」という言葉を使ってその輝きの重要性が書かれています。

 やっぱりフライには「意図」を持たせたい。なんでこのマテリアルなのか?なぜこの巻き方なのか…?。こんなところにこだわりをもって巻いているつもりです。

P1140092 名鉤中の名鉤、オレンジパートリッジのアレンジ版。

 ボディーは、下地にゴールドフラットティンセル。その上からオレンジのポーラーベアを巻いてヘッドセメントでコーティングしたもの。

 このボディーやばいくらい光ります。 そして、スケスケになります。

 ハックルは、とっておきのバンデットピッタ。

 阪神ファンにはたまらないであろう、黄色と黒の縞々。

 小さなフライですが、羽根キチガイの底力を出してみた一本であります。ちぃとばかしレアな羽根を巻いた、こんなフライで釣れるとうれしさは倍増。 

 「う~ん。やってやった。」

 「レアなマテリアルでも使ってなんぼ。自分の精神が生きたね。」

 なんか知らんけど、自己満足の喜びが込み上げてくるんです。

P1140097  こちらのハックルはですね、フーデットクロウをぱらっと巻いたものです。

 フーデットクロウもいいですよ。やわらかくてふわふわした感じかな。水に入ると、水面に向かって頑張るイマージャーのばたつき(?)を表してくれるように思います。

P1140099 フーデットクロウです。

 カラスの仲間のボディーフェザーはかなりふわふわしていて、ソフトハックルはもちろんですが、ウェットのスロートなどにもってこいです。

 よく「クロウクイル」としてカラスのセカンダリーは売られているのを目にしますが、カラスのコンプリートって意外に見ないですよね。

 カラスのおいしいところはボディーフェザーなんだけどなぁ…。

 ここらへんのちょっとマニアックだけど、マテリアルのいいところをタイイングする人たちが共有していけたらいいなぁと思っています。

  それでクラブも立ち上げたわけなので、みんなでワイワイやりませんか?

 今日は、もう一つカラスの仲間ジャックドゥでも巻こうと思ったんですが、集中力切れ。

P1140101 フーデットクロウと比べるとジャックドゥのほうがやわらかい感じがします。

 間違いなく釣れるマテリアルです。

 ソフトハックルのハックルに適しているマテリアルは、これらのカラスの仲間たち。それから、ムアヘン、クート、ホワイトブレストウォーターヘンなどの小さめの水鳥たちなんかもいいですね。

 水鳥の羽根は若干油ががっているので、水に入れるときらきらします。

 前述の「かげろうの釣り」では、キジの剣羽、スズメなども紹介されています。

 釣りキチ三平ではヤマセミの羽根もいいとのこと。

 いろんな羽根を使ってシンプル・イズ・ベスト的なソフトハックルを巻きつつ、羽根いじりにうつつをぬかす冬の夜です。

 こんなソフトハックルのエトセトラ的な話も織り交ぜながら、タイイング会ではレオンを使ったソフトハックルも巻いてみようと思いますので、ぜひ来てください!

 詳細はこちら。↓↓↓ お待ちしてま~す!!

【告知】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タイイングクラブ「Water Walker」設立1周年記念タイイング会in旭川 

日時:3月5日(土) 13:00~

場所:旭川市 グリッターさん

参加:無料

※夜は旭川の街にくりだして懇親会の予定!!こちらもぜひご参加を!!!

※お越しの際には、フライボックスをお持ちください。みんなで交流したいので!

※タイイングのレベルは全く関係なしです。みんなでタイイングを楽しみましょう!!

クラブメンバーのHiroさんもPRブログを書いてくれました。こちらもご覧ください!!

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コメント

マテリアル!!!
剥製状態だ~!!!

投稿: あっき | 2011年2月 8日 (火) 22時08分

あっきさん
 こんばんは。マテリアルバカ全開ですよ〜。マテリアルをいじくっている時間が至福です。

投稿: 管理者 | 2011年2月 9日 (水) 19時40分

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