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2013年1月

2013年1月13日 (日)

心穏やかなタイイング

 連日、猛烈な寒さが続いております。

 一番寒い2月はどうなっちゃうんだろ…

 いささか心配しております。

 2013年もポラポラとタイイングを開始したところであります。

 外は寒いのですが、気持ちはヒートしております!

 タイトル「心穏やかなタイイング」と違うではないか!

 と…

 おしかりを受けそうですが、

 なぜに何が心穏やかかというと、

 49ersが勝ったのです!

 今日は朝からNFL。

 ディビジョナルプレーオフにて宿敵(←勝手に自分でそう思い込んでいる)パッカーズとの対戦。

 朝からヒートアップしておりました。P1131803_640x480 なぜ、サンフランシスコ49ersファンかって?

 自分でもよくわかりません。

 気づいたら49ersが大好きでした。

 1989年のスーパーボウル。

 伝説の「モンタナドライブ」

 私の記憶の中でアメフトに関わる一番古い記憶がこれ。

 これを最初から見ちゃった訳ですから…

 自ずと49ersが好きになったような気がします。P1131759_640x480 今日の試合。

 見事、パッカーズを撃破!

 スーパーボウルまであと2つです。

 朝から、ヒートアップ。

 そして、只今勝った余韻にひたり、心穏やかという訳なんですね。

 そしたら…

 49ersカラーって釣れそうじゃないか…?

 赤とゴールドをベースとしたチームカラー。

 赤金ですよ!赤金!

 これは、釣れない訳がない!

 と、判断しましてタイイング。

 まず、引っ張り出したのは、

 ゴールデンゴールデンフェザント。

 ゴールデンフェザントのアルビノ(←のはず…まちがっていたらごめんなさい)

 全身がゴールでおおわれているキジでございます。P1131772_640x480 透明ががかったランプフェザー。

 こいつをスロートにしよう。P1131769_640x480 まずは、お尻のほうから。

 テールはゴールデンフェザントのクレスト2枚重ね。

 タグは49ersカラーの赤金。P1131774_640x480 ボディーはウェットダブ。

 レッドを思いきり使い、ゴールドエンボスフラットティンセルでリビング。

 少しばかりタブを引っ張り出して、ふわっと。

 スロートは、先ほどのゴールデンゴールデンフェザントのランプフェザー。

 これだけだと、

 水に入った時、水流に負けてシャンクにぺたっと張り付いてしまうように感じたので、

 ボディーハックルとして張りのあるコック・デ・レオンを3回転ほど入れてあります。

 レオンのハックルが支えになって、ランプフェザーはシャンクに張り付くことなく、サワサワと怪しげな黄金色を放ってくれるのではないかと…。

 レオンのハックルは水に入るとキンキラキンでスッケスケ。

 だから、ゴールデンゴールデンフェザントのランプフェザーの金色も損なわれることなく、出てくるであろう魂胆。

 最後はウィング。

 ここまで、ゴールドにこだわってきたんだから、

 最後までゴールドにこだわって、

 ゴールデンフェザントのテールをウィングに。P1131776_640x480 フェザントのテールは、

 もうね、

 いうことなしにカッコイイ!

 いろんなフェザントのテールを眺めていると、モワモワといろんなインスピレーションがわいてくるのですね。

 フェザントそれぞれに違った模様があって面白い。

 自称、フェザントキチガイ。

 フェザントのテールをウィングにするときって結構大変。

 あんまり、ファイバーの結束が強くないから、ウィングがばらけちゃう。

 そんなとき、ストークごと切り出しちゃう戦法を使うと楽ちん。P1131779_640x480 こ~んな感じでストークごと切り出しておけば、ばらける心配はなし。

 後は、ウィングをバックtoバックで揃えて、なでなでして整形して、

 スレッドにワックスをたっぷり塗って、

 えいやっと!

 入魂してとりつける。P1131783_640x480 ヘッドを小さくまとめたいので、

 余分なスレッドくるくるは極力はぶく。

 ワックスが効いていれば3回転もしておけば、がっちり固定可能。P1131806_640x480 タイイングってやっぱり楽しい!!

 49ersも勝ったしね!!

 スポーツチームのカラーってフライに応用できる…。

 いろんなトコからインスピレーション!

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2013年1月 9日 (水)

ニュージーランド探訪記

みなさん、
遅ればせながら、

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
2013年も「クレージーフライフィッシャーの雑記帳」戯れ言ばかりのブログにお付き合いいただければ幸いです。

さてさて、私めはというと…

2012年の終わり、ニュージーランドを旅して参りました。

ニュージーランドは憧れの地でありました。

でっかいトラウトが釣れる国。

釣りだけが今回の旅の目的ではありませんので、釣りができたのは1日。

妻をなんとか説得して、1日でしたが釣りをしてきました。

最初に結果を言っておきましょう!

2匹かけましたが、1ブレイク、1フックアウト。

そうです、

ボウズ

 です。

 はっきり言って…

 「ニュージーランドに行ってボウズはないだろ。」

 「きっと、でかいのがバンバカ釣れるはず。」

 なんて考えは甘かったのです。

 しかし、この釣行は私にとってフライフィッシングをもう一度見つめ直す、最高の経験になりました。

 自分のスタイルの釣りがしたい…

 北海道でやっているような、ウェットの釣りがしたい…

 そのようにガイドさんにお願いしました。

 ガイドは名ガイドのマリー・ダウニーさん。Pc281594_640x480_4 愛犬、クッキーも一緒。

 川を下りながら、ポイントに着いたらそこでウェットを流すという贅沢な釣り。Pc281598_640x480 妻もフライフィッシングを体験。

 本格的なチャレンジは初。マリーさんのレッスンを受けながら、ニュージーランドスタイルで頑張りました。

 マリーさんは、とても優しいジェントルマン。

 アドバイスも的確でわかりやすい。

 どこをどう流せば魚が食ってくるのかを正確に教えてくれます。

 「もうちょい、右」

 「1m向こう」

 「リトリーブで誘え」

 などなど、もちろん英語でのアドバイス。

 たいして、英語がわからない私でもわかっちゃうんだから、フライフィッシングって不思議。Img_3912_640x427 しかしながら、マリーさん曰く…

 「今日は普通じゃない…」

 川の状況がよくないらしい。

 いつも魚が着いているところに、いない…。

 水が多い…

 簡単に釣れる状況にはないことを、私も感じ始める。

 これは、一筋縄ではいかない…。

 でも、自分のウェットフライで釣るというスタイルは変えないでいこう。

 マリーさんだってウェットのポイントを案内してくれている。

 北海道で培った多少の経験を元に、あれやこれやと考えを巡らせる。Img_3866_640x427 クッキーにも聞いてみる。

 シンクレートを変えてみる。

 自分のフライを信じる。

 北海道では魚を引きつけてくれる、ヒグマファンシーも効かない。

 頼りのナンバーワンにも全く反応なし。

 クイルウィングのフライにはまったくなになもない。

 私のフライボックスにはクイルウィングのウェットばかり。

 どうすりゃいい…

 マリーさんがなんとかして、私に魚をかけさせようとしてくれるのがわかる。

 そんな気持ちがうれしいんだな。

 異国の地からやってきた言葉もろくにわからないキチガイを相手に、旧知の友であるかのように接してくれる。なんとかニュージーランドの魚のファイトを味あわせてあげたいってひしひしと伝わってくる。

 私のフライボックスを見て、良さそうなフライをチョイスしてくれる。

 あくまで私の釣りを通させてくれた。

 ありがたい。

 「暗めのグリーン系、マラブーなんかがいいんだけど…」P1091755_640x480 マリーさんがこれがいいかもと言ってくれたフライ。

 オリーブのゾンカー。

 ゾンカーテープのスキンは薄くしてあるので、動きに問題はないと考えていたし、浜益川では色こそ違えど、サケには効果があったフライだ。

 このフライを、でっかいプールにキャストする。

 「今日は水が多いから、プールの入り口に魚がいる。だから、あまりポイントに近づかないで、まずは至近距離から狙え」Img_3945_640x427 マリーさんのアドバイス通りにキャストして、フライがイイ感じに流れ出した。

 「パーフェクト」

 マリーさんが言ったときだった。

 どしんときた。Img_3899_640x427 やった!

 かけた!!

 自分の思惑通りに魚が出た

 最高のファイト!

 これを求めて南半球まで来たんだ。

 夢が叶った。

 と思った瞬間…

 ふっと、生命反応がなくなった。

 外れた。

 痛恨のフックアウト。

 マリーさんと2人で天を仰いだ。

 これがラストだった。

 いいんだ!

 また来ればいい。

 新しい目標ができた。

 ニュージーランドの魚をウェットで釣るという目標!

 「釣れる日もあれば、釣れない日もある。それがフライフィッシングさ」

 と優しくマリーさん。

 そうだよね。

 これこそ

 This is the flyfishing

 そうなんだ。

 これぞ、フライフィッシングなんだ!

 ニュージーランドの釣りを通してフライフィッシングの初心に立ち返ることができた。

 そして、フライの重要性に改めて気づいた。

 汎用性のあるフライを持っていないといけない。

 全世界で使われているフライ。

 マリーさんの言葉を思い出す。

 「暗めのグリーン系、マラブーなんかがいいんだけど…」

 もしかして…

 「オススメのフライは、ウーリーバガーだった?」

 と聞いてみると、

 「イエス」

 きっと、マリーさんのボックスにはウーリーバガーが入っていたはず。 

 「これ使えって」言うこともできたはず。

 でも、あえて私のフライで私のスタイルでチャレンジさせてくれた。

 魚を手にすることはできなかったけれど、

 得た物がとても大きい気がした。

 ヘミングウェイは、

 「魚が釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思え」

 と言った。

 まさにこれ。

 マリーさんも自然とそのことを教えてくれた。

 フライタイイングも初心に返ろう。

 これまで、徒然なるままに巻き続けてきた私。

 長いフライフィッシングの歴史の中に脈々と受け継がれてきている釣れるフライの遺伝子を忘れていないか?

 なぜ?ウーリーバガーが生き残ってきたのか…?

 それは…

 そう、釣れるから。

 もっと、フライの勉強をしないとだめだ。

 フライの歴史を知らないとだめだ。

 もっとフライフィッシングを楽しむために、勉強しよう!

 フライタイイングを始めた頃はどんな気持ちで巻いていた?

 見よう見まねでタイイングした、その見よう見まねしたフライは何だった?

 それらは、きっと釣れる遺伝子を受け継いできたフライのはずだ。

 ニュージーランドの釣りが教えてくれたこと…

 「原点回帰」「これぞフライフィッシング」

 もっとうまくなって、また戻ってくるぞ!

 そのときはまたマリーさんにガイドをお願いしよう。

 きっと、美味しいサンドイッチを用意して、本流を釣らせてくれるはず。

 ありがとうマリーさん!

 ありがとうニュージーランド!!

追記…

 今回の釣行で一番すごかったのは妻。

 なんとなんとマリーさんもビックリの60㎝UPブラウンを1匹。砲弾みたいなレインボーを1匹。2匹も釣っちゃった。

 恐るべし…妻…

 マリーさんも思わず

 「アンビリーバボー!!!!!」

 って叫んでた(笑)Pc281617_640x480 こんな魚がいる国ニュージーランド。

 すげ~な…

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